【読書日記】宮廷のまじない師 白妃、後宮の闇夜に舞う/顎木あくみ

こんばんは。

最近は続々と増えつつあるコロナ感染が怖くて、なかなか外出できません。

外出していないならば、今までより一層本読めるだろうと思いきやそうでもなく…

本当に土日は家事やって、ドラクエやって終わることが多く(!)なかなか読書タイムが取れておりません。

あとは、最近小説よりも漫画を読む頻度が増えました!早く読み終わるから!

かといって、今まで蓄積してきた積読は減らないのでこの機会にバリバリ読書を進めたいと改めて誓う今日この頃です。

今回の本

今まで、インスタなどの広告やオススメ本として目にしていた顎木あくみさんの『わたしの幸せな結婚』。

つい最近やっと読みました!そして、ハマりました。このシリーズは読み続けよう。『わたしの幸せな結婚』については、また後日紹介します。

今回紹介する本は、顎木あくみさんの新シリーズ。中国後宮もの!

表紙の絵も美麗です!!

あらすじ

陵と呼ばれる大国があった。そこでは劉一族が国を治めていたが、その末裔であり王座に君臨する若き皇帝である劉白焔(りゅう はくえん)には深刻な悩みがあった。

その悩みとは女性に触れると痒みと腫れを伴う蕁麻疹が出るというもの。

蕁麻疹が出る奇病を患っているため、世継ぎや結婚などは夢のまた夢。なんせ年齢問わず全ての女性に対して蕁麻疹が出てしまうのだから!

ある日、この皇帝のもとにどんな病や呪いもたちまち浄化するという伝説の指輪が持ち込まれた。本当であるならば、どんなにか良いであろう。

この指輪の鑑定のため、下町にある”まじない師”の店へ訪れる者がいた。そこにはまじない師見習いとして働く『鬼子』と呼ばれる見た目の娘がいた。

その娘 珠華(しゅか)は、16歳でありながら雪のごとき見事な白髪に真紅の瞳をしていた。

どちらも生まれつきのものだが、その見た目から赤子の頃に親に捨てられ、鬼を呼ぶと言われる紅の瞳は一見の客から不興を買った。

指輪の鑑定に訪れた男も一見の客と同様の反応をするかと思いきや、興味深そうにしながらも悪意や嫌悪感を感じなかったため、師匠の言いつけ通り珠華が鑑定することになった。

鑑定を進めているうちに、どうやら訪れたフードを目深に被った男は皇帝であることが分かった。

しかも、よろけた珠華が男に支えられた際、本来であれば出るはずの蕁麻疹が出なかった。どうやら珠華が所持していた特性の『まじない除けの御守り』が効いているようだった。

珠華の所持している『まじない除けの御守り』は粉末状で量に限りがあることを知ると皇帝は、珠華に後宮に入るように指示した。

しかも後宮に妃として入るだけでなく、後宮内で起きている怪事件も解決してほしいと言う。

珠華は期間限定の偽装夫婦として後宮に入ることになったが、後宮は当然ながら女の嫉妬が渦巻いており…さらには怪事件の調査のため皇帝と打ち合わせするも想定とは異なる方向へ事態は転がっていく…

感想

後宮の話は、なんといっても女同士の戦いが見どころですよね!!

本作も割とドロドロで見ごたえがありました!

皇帝との信頼関係も徐々に構築されていって、珠華が心を開いていく様も良いです。

個人的には、幼馴染が気になります。なにか特別な力があるんだろうか?

最後の展開からいくと続編はあるのかしら?ぜひ続いてほしいです。

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