【読書日記】神様の居酒屋お伊勢/梨木れいあ

こんにちは!

2年前に名古屋へ行くことがあり、そのまま足を延ばして伊勢神宮へも行ってきました。

内宮外宮ともに心が洗われるような、参拝後はすがすがしい気分になります。

何回でも行きたいところですねぇ。

今回の本

なぜ伊勢神宮の話から入ったかと言いますと、今回本屋で惹かれた本が伊勢神宮に関わる本だったからです!

帯が気になる!!

~常連客は全国の悩める神様!?神様にも飲みたい夜がある~

あらすじ

内宮の門前町『おはらい町』の路地にひっそりとある居酒屋お伊勢。

そこにやってきたのは、伊勢神宮に就職活動祈願をしにきた莉子(りこ)。お腹を空かせてたどり着いた店には、短い金髪で強面のお兄さん。店主であるこのお兄さんに勧められるがまま、席に座り、日本酒を勧められた。飲む前に聞かれたことは以下の3点。

1.うるさいの・・・賑やかなのは好きか?

2.接客をしたことはあるか?

3.神様を信じるか?

ついつい就活のくせで、相手が望む答えを返答を・・・とすべて『はい!』で返答した莉子。グラスの酒を飲むと、今まで莉子以外には客がいなかったはずの店内だったはずが、莉子のすぐ隣に薄紫の着物を着た綺麗な女性がいた。

その女性は、伊勢神宮外宮の祭神である豊受大御神だと言う!

女性はグイグイビールを飲みながら、店主である松之助に絡む。どうやら本当に神様で、莉子は神様を見ることが出来るようになったようだ。

なぜ見れるようになったかというと、莉子が必死に参拝のときに豊受大御神に就職できるよう祈り、人手不足だったこの居酒屋に就職できるように豊受大御神が仕組んだようだ。

この居酒屋で莉子は店員として働き、お店を訪ねる日本全国の神様たちの愚痴を聞き、時には困りごとのヘルプを行うように・・・

以下の目次だけでも内容が気になってきませんか??

・一杯目 インスタ映えする”神”唐揚げ

・二杯目 並んでも食べたい朔日餅

・三杯目 伊勢うどんは、恋の味

・四杯目 おつかいコロッケ

・五杯目 まごころの手こね寿司

感想

最初に本を手に取り、神様が出てくる話かぁと思いパラパラと目次を見た瞬間、目を疑いました!だって「インスタ映えする”神”唐揚げ」って!!??

気になり過ぎる。速攻レジへ行きますよね。(笑)

この本は続きがとっても気になります。

作中で『トヨさん』は豊受大御神のことで、このほかに『ヤマさん』、『サクさん』も出てきます!古事記を読んだことある方は誰のことか思い浮かぶかもしれません。

伊勢神宮に参拝し、その背景についてガイドブックを見た方ももちろん分かると思います!

伊勢神宮近辺のお店や情景が、また旅行に行きたいと思わせてくれました。

また行こう!続きは出るのかなぁ。出してほしいなぁ。まだ出ていない神様がたくさんいますしね!

おすすめ関連書籍

神様が関わる本シリーズです!と思ったら全然なかったです・・・・もっと読まなきゃ。

【読書日記】京都伏見のあやかし甘味帖・おねだり狐との町屋暮らし/柏てん

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