【読書日記】ユリゴコロ/沼田まほかる

こんばんは!

今日は、「ぷれみあむふらいでー」という日だったようですね。

全く取り入れる気配のない会社のため、全然うれしくないのですが、デパートなどでプレミアムフライデーセールとかやっていると、恩恵に預かれてちょっと嬉しい今日この頃。

今回の本

今、映画のCMがバンバンでていますよね。

「あなたの優しさには、容赦がありませんでした」

人殺しの私を愛してくれて・・・云々のやつです。CM見ながら、ユリゴコロってなんじゃらほいと思っていました。コンビニで本を置いていたので、これも縁と思い、購入した次第です。

あらすじ

それでは、さっそく内容を少し紹介します!

ドッグランを経営している亮介は、最近不幸に見舞われている。家族にまで紹介した彼女である千絵が突然失踪した。その次は、父親のすい臓癌が判明し、手術もできない状態で近い将来死ぬことがわかった。そして、父の方が母よりも先に逝くと誰もが思っていたところに、母の交通事故死。

未だ乗り越え切れていない亮介は、自転車操業の店のタイミングを見計らって、父の住む実家へ足しげく通うようにしている。

ある日、いつものように亮介は実家へ行ったが父が出かけていることを知る。惰性で家中を探し、父の書斎に入ったとき押入れ数センチ空いていることに気付いた。押入れには不用品以外入っていないはず。興味をそそられ、開けてみると段ボールがいくつも入っていたが、1つだけ箱の口が開いていた。中身を見てみると、白い夏用のハンドバッグが出てきた。中には和紙に母の名前である「美紗子」と書かれた一束の黒髪が入っていた。母が亡くなったときには、白髪も混ざっていたはず。なのに黒髪とは、若いころに遺髪として取っておいたというのだろうか。

さらに段ボールの下を探ってみると、茶封筒に入ったデザインの違う4冊のノート。それぞれ表紙の右下には1から4までの番号がふってある。

そして、表紙に1と記されたノートを手に取ってみると、『ユリゴコロ』とタイトルらしきものが書いてあった。

『ユリゴコロ』の中に書かれていたのは、罪悪感もなく、ただ衝動的に人を殺し続ける人物の手記であった。これを書いたのは、父親なのか、母親なのか。それとも亮介の記憶にある≪入れ替わる前の母親≫なのだろうか。

感想

最初の方は、もう読んでいて正直嫌になりました。どんよりした空気が重くのしかかってくるような感じがして、気がめいります。読むのが辛いのに、続きが気になってしまうのでページをめくる手は止まらない。結局1日で読み切ってしまいました。

ユリゴコロ。ある言葉の聞き違いから生まれた言葉ですが、本当にそう聞こえるのか、心の中で何度も唱えてみたりして。

最後の方は、急展開とまさかの結末で、息をつく暇もありませんでした。そして、読んでいる最中に自然と涙が出てきて、最後まで止まりませんでした。

読むのならば、一気に読んだ方が楽しめるような気がします。

お時間のあるときに、どっぷりハマってみてはいかがでしょうか。

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