【読書日記】京洛の森のアリス/望月麻衣

こんはんは!

札幌では例年よりも雪は少なめですが、朝にエンジンスターターをONにして、雪かきして、スノーブラシで車の雪を落として会社へGOする生活に慣れてきました。

運転初心者、今のところ無事に過ごせています!

今回の本

望月麻衣さんの本といえば、拝み屋さんシリーズですがこちらの本も目に入ったので読んでみました!不思議の国のアリスも好きですし、京都も好き・・・そんな私にピッタリな本です♡

あれ?続編も出ているようですね!早く読まなければ!!

あらすじ

まるで英国紳士のような出で立ちの初老の男性に迎えられ、東北を離れることになった ありす。(以下、表記の都合上アリスと片仮名表記にします。)

両親を事故で亡くし、伯父叔母の家でお世話になっていたアリスだったが、けして裕福と言えない生活から高校に通うこともできなかった。京都で生まれ育ったアリスは、東北の伯父叔母の所でこれ以上厄介者になるわけにはいかないと舞妓になることにした。先ほどの紳士は、置屋から迎えに来た店の者であった。

いざ、車に乗り込むと不思議なことがポツポツと起きた。紳士とアリスしかいないはずの車内なのに他の声が聞こえること。車内に人形が置いてあること。そして、「京洛の森へ出発」というキーワード。

着いた先でも不思議な現象が次々と起こる。紳士と別れる際に、お供にと渡されたウサギとカエルのぬいぐるみ。車や人がたくさん行きかうはずの五条大橋では、車はおらず、出会った老婆は会話を少しした後消えてしまった。

街中へ行ってみるも幼いころ住んでいた京都とは、何かが少しずつ違うようだ。記憶していた場所から神社が移動していたり、『朱雀門』や『内裏』と書かれた場所が地図上にはあった。それに行きかう人の中には、動物の尻尾をつけている者もチラホラ目についた。流行っているのだろうか?

アリスは置屋へ向かうも雇い主からは、迎えた覚えはないと言われる。何とか食い下がり、置屋に居させてもらえることになったが、舞妓の勉強についていくのも大変。さらに不思議な現象は周りで常に起きている状態!

アリスはこの京洛に居続けることは出来るのか?そして、幼いころに約束をした男の子と再会できるのか?

感想

知っている京都とは何かが少しずつ違う・・・この設定が私にはドンピシャでした!不思議の国のアリスを連想するウサギのぬいぐるみ。さらにアリスの周りで起こる不思議現象。

続きが気になって、読み始めたらあっと言う間でした。恋愛だけでなく、この本は、アリスが不思議な京都で本当にやりたいこと・大切なことを見つけるお話です。

でもやっぱり後日談が気になるところではあるので、続きを早急に購入することにします!!

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