【読書日記】オーダーメイド殺人クラブ/辻村深月

こんばんは!

最近は、ホラーが多かったので今日はちょっと違うものを取り上げます。


今回の本

今回の本は、コチラ!!!


うーん。厨二っぽい感じのタイトルですねぇ。実際に本の中で主人公の女の子アンは、正しく厨二病を理解しています。

登場人物

この本は、ちょっとボリュームがあります。
より背景を分かりやすくするために登場人物の紹介からしたいと思います。

・小林アン(主人公)

中学2年生。学校では、芹香と倖の3人グループでリア充。

家に帰ると、家庭的で美人でオシャレと評判のお母さんがいる。お母さんは、赤毛のアンが大好きでいつも赤毛のアンのDVDが流れ、過干渉気味。もちろん主人公の名前は赤毛のアンを元に付けられている。

・徳川(アンのクラスメイト)

昆虫系。単なるイケてない男子というだけでなく、キャラもの。昆虫王である田代のグループに属し、話を聞いている。

美術部に入っていて、独特な絵を描く。

あらすじ

それでは、内容を紹介します!

アンは、女子3人グループならではの外し外されたりすることに悩んでいます。ちょっとした一言や行動で芹香を軸にアンか倖のどちらかが外される…家に帰ると自分の鍵付きの机に隠していた[宝物]をお母さんが勝手に見ていたことが分かり、ウンザリします。ちょうどその頃、友達の芹香と倖からも些細な事で無視され初め、学校にも家にも居場所がない状態に。

アンの興味のあること。それは、「人形が片腕をもぎとられて、その腕が水槽に入っているのを見つめている写真」や「全国各地で起きている同じ年代の子達の自殺の記事」。お母さんに見られた宝物とは、記事をスクラップしたもの。

家に居たくないので、仕方なく学校に行く途中の河原で徳川が何かを蹴っているのが見えた。徳川がいなくなった後に、その場所に行ってみるとビニール袋が落ちていて乾いた血と重みのあるナニカが入っていた。

これをきっかけにアンは、「徳川なら私の望みを叶えてくれるかもしれない」と思うようになる。その望みとは、

アンの希望する通りに、アンを殺すこと。

ただし、それはアッサリしたものではいけない。記事をニュースを目にした人が衝撃をうけるような。今までには、なかったような事件にしなくては、ならない。

今まで接点のなかった2人が放課後や休日に人目を憚りながら事件の打ち合わせをするが・・・

感想

私の感想も少しだけ。

中学生のころならではの悩み事は、共感しました。女同士で3人グループって、ある意味最悪なのも分かります。最初のほうは、アンも決意が甘くて、徳川に本気なのかどうか問い詰められるところもいくつかあります。被害者と加害者が発生してしまうので、当然こんなの決意しないほうが良いし、計画をノートにまとめて満足するところで終わればよいと思いながら読んでいました。最後の方には、まさか!と思う展開もありました。分厚い本でしたが、アンの危うさが気になって本を読む手が止められませんでした。

ラストは、とても良い終わり方で私は満足でした!後日談もどこかであったら素敵だなぁと思いました。

冒頭の文章もこの本のすべてを表すものになっています!

「これは、悲劇の記憶である。」

中学生のころの葛藤や危うさを思い出しつつ、読んでみてはいかがでしょうか。

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