【読書日記】クジラアタマの王様/伊坂幸太郎

今回の本

夏始まりに本屋に行くと山積みになっていたこちらの本。

クジラアタマの王様??あらすじを読んで、なんだか面白そうだったので購入しました!!

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あらすじ

製菓メーカーのお客様サポートの一員として、様々なクレームや意見を受けていた岸は、同じ宣伝広報局内ではあるものの異動が決まったものの再び戻ってくれとお呼びがかかってしまった。

その理由は、今話題になっている自社の新商品に画鋲が混入していたとのクレームが三日前にあったからだ。

最初に担当していた人は、放り投げてしまい一昨日から休んでいるという。

ともかく誰かが代わりに対応しなくてはならない。

最初に担当していた人と相手の電話録音を聞いてみると担当者の対応がまずかった。

怒ってしまった相手の女性はSNSで今回の件を投稿し、異物混入と会社のマズい対応が一気に広まっていた。

夜に今回の件で会見をやることになり、広報部長が読む原稿を岸が作成することになったが、事態はさらに悪化した。

まずせっかく作成した資料を部長が持参するのを忘れてしまったことだ。そして広報部長はプライドからかその場を逃れようと、しどろもどろの発言を繰り返していると記者から厳しい質問が。

それに対し、部長が「工場で画鋲なんてね、入るわけがないんですよ」と言い切ってしまったのだった。

ネット上ではこれまでの比ではないほどに批判が湧き上がり、今後の対応のために岸は会社に泊まり込むことになってしまった。

異物混入で前の部署に戻される前日と会社に泊まり込んだ日には、不思議な夢を見ていた。どちらも詳しくは思い出せない。

これを皮切りに岸はトラブルに巻き込まれていくが、その度にみる不思議な夢との関連は一体・・・?

感想

読んでいるうちに「あれ?これ、どういう風な展開になっていくんだろう?」と思ってしまうような展開の読めない小説でとても楽しい読書時間を過ごせました。

特に小説の合間に台詞のない漫画パートが入るので、最初はよく分からなかったのですが段々と意味がわかってくるようのなる…という感覚が夢に対する岸と同じ感覚を味わっているような感じがしました。

体験型読書とでもいうのかな?

とはいえ、鋭い人は最初から分かってしまうのかもしれませんが…

夢と現実がリンクしているような、後書きで川端礫さんが解説しているようなゲーム小説なのですが、現実に起きる問題がなかなかスリリングで手に汗を握ります。

それにしても会社には余計なことしかしない老害と呼んでも差し支えないような上司がいるものですね!!

読んでいて、「こういう人いるわ〜〜〜」とうなづいてしまう箇所がいくつか。

ファンタジーとお仕事小説の混ざった小説なので、少し仕事に疲れている人にも勇気を与えてくれる本だと思います。

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