【読書日記】僕僕先生/仁木英之

こんばんは。

子どもも早いもので2ヶ月過ぎました!

先日初めての予防接種をしたのですが、注射の瞬間に痛みで顔を歪めるところは見ていて私も泣きそうに…..

予防接種の時は看護師さんが抱っこしてるのかと思いきや、保護者が抱っこするんですね!

これから先の予防接種ももらい泣きするかも….覚悟せねば。

今回の本

メルカリで目当ての本を探していた時に、一緒に出てきた本です。

ニート青年と美少女仙人が唐の時代を舞台に旅をするという!なんとも気になる!と思い、2巻も一緒に購入しました!!

単行本と少し装丁が異なるようですね。私は単行本を購入しました。

あらすじ

県令を長く務めて退職した父をもつ王弁は、幼い頃は勉強や武術を学んでいたが、ある日気づいてしまった。

父が築き上げた財産が100歳まで生きたとしても十分にお釣りがくるほど沢山あるということに。

それからは、勉強も武術もせずに何もせず風光を愛でる日々を送っていた。

しかし、どうやら近くの山に仙人が来ているとの噂を聞きつけた父親から仙人を連れてきて欲しいと頼まれた。

父親は神仙の道に興味があるようだ。

仕方なく仙人への貢物を背負って目的の山を登り庵に辿り着くが、そこにいたのは10代半ばほどに見える少女だった。

その少女は自らを仙人だと言い、『姓は僕名も僕、字は野人』と名乗った。

僕僕に不思議な術を見せてもらい仙人だと認識した王弁。

父親の方には仙人になる素質はないが王弁には縁があるということで、僕僕の弟子となり旅に出ることになった。

果たして旅の目的地、目的は一体?

王弁と僕僕の関係はどうなるのか?

感想

現代でいうニートだった王弁が、普通では味わえないような不思議な体験を次々としていくところは、読んでいてとてもワクワクしました!

特に混沌と立ち向かうところがハラハラしました。王弁は吉良といい感じのコンビになれてる!

僕僕先生自身については未だ謎のまま終わっているので、次回以降でなぜ仙人になったのかなど明らかになるのかな?

物語は、宮中サイド(主に玄宗皇帝側)と僕僕先生・王弁サイドの2つの視点から進んでいきますが、宮中サイドはちょっと難しかった!

宮中サイドは出てくる名前が多い!沢山名前出てくると、この人なんだっけ?となってしまう…

今回は名前を覚えていなくても読み進められたのですが次回作以降で重要な人物出ているようだったら読み直し必要かなぁ。

僕僕先生が王弁をからかうところは、微笑ましかったし、王弁の妙に達観したところは笑えました。

仙人とその弟子ということで、王道の中華ファンタジーで次の展開が気になります。

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