【読書日記】amazonの哲学/桑原晃弥

こんばんは。

すっかりお久しぶりの読書日記の更新になってしまいました。
本は読んでいるのですが、ドラクエ X に夫婦ともどもハマってしまって、土日ほぼずーっと朝から晩までドラクエ。
ソファの上から動くときは、トイレか食事か、お茶を入れるぐらい・・・

これではマズいとドラクエする時間の終わりを決めて、PCを開く・・・ようにしています。なう。

今回の本

最近、色んな会社の成り立ちとか事業がうまくいくコツが載っているような本を手に取ることが多いです。その中でも今回紹介するのは、こちらの本です!

あらすじ

普段の生活で足りないものや欲しいものを探すとき、わが家で主に利用するのはアマゾンか楽天です。たまにロハコ。わが家ではアマゾンの利用頻度は高く、プライムの会員でもあるし、キンドルアンリミテッドの会員でもあります。今では、生活でなくてはならない便利ツールであるアマゾン。では、皆さん。アマゾンのことをどれぐらいご存知ですか?

アメリカでは高い知名度を誇っているジェフ・ベゾス。彼がアマゾンを今日の規模に育て上げた人物だ。ベゾスのすごいところは、アマゾンの「原動力となる3つの考え方」を守り続けたこと。

①常に顧客中心に考える

②発明を続ける

③長期的な視点で考える

アマゾンの創業当時、ネットを使用した書籍販売においてベゾスがこだわったのは、欲しい本にすぐたどり着くことができて、かつ簡単に購入できるという『摩擦のない買い物』ができるようにすることだった。そのために、アマゾンの起業からサービス開始までに8か月もかけている。スタート時には、不具合が起きないよう徹底してバグを取り除き、ほぼ完ぺきな状態でリリースし、手間のかからない買い方ということで『ワンクリック』という仕組みを発明した。

ベゾスのすごいところは、アップルとは異なり、『コストを下げて、いかに安くするか』を追求し、『大きな顧客ベースに低マージンで提供すること』が実現できているところだ。(けっしてアップル批判ではないです。我が家にはアップル製品であふれています。)

さらには、カスタマーレビューを取り入れている。これまでは自分たちが売っている商品について、良い評価はするものの悪い評価をするなんて考えられなかった。ところが、ベゾスは『我々はものを売って儲けているんじゃない。買い物についてお客が判断するとき、その判断を助けることで儲けているんだ』との考えから、この方法を取り入れたのだ。

一方で、顧客第一でコストダウンを考えると社員への待遇はどのようなものになるか、想像つきますね。果たして、ベゾスはどのように対応・対策するのか?

感想

キンドル開発の背景は、ユーザーとしては興味深かったです!

特にアマゾンが電子書籍から始まったというのは知らなかった・・・また、ベゾスが書籍に目をつけたところも「なるほど!」と感嘆してしまいました。見方を変えるとビジネスチャンスは色んなところに転がっているもので、これに気付くか否か。

普段利用しているからこそ、新たに知ったアマゾンの一面が沢山ありました。もう一面じゃなく多面ですね(笑)

自分にも取り入れることができる考え方もありました。新たな年度が始まりますし、いい自己啓発にもなった本でした。

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