今回は口唇ヘルペスについて記事にしていきます。
私は中学に上がるちょっと前くらいに最初に口唇ヘルペスが出ました。それ以来、もうかれこれ20年ほど、口唇ヘルペスと戦っています。
時代の流れとともに様々な情報が増え、ヘルペスと戦う術を知ることができました。
とは言ってもヘルペスについての情報を知り得たのは数年前です。
それまでの私は奴らと戦う術を知らなかったのです。
医学の進歩と情報化社会に感謝ですね。
この記事がヘルペスに悩むみなさまのお役にたてれば幸いです。
参考にする際には自己責任でお願い致します。
ヘルペスとは?
ヘルペスとはウイルス性の感染症で、感染すると唇や性器などに水ぶくれができる病気です。
水ぶくれが破れると汁が出てジュクジュクし、瘡蓋が出来て痒かったりと非常に不快な症状がでます。
一般的には治療薬のCMなども放送されている唇にできる口唇ヘルペスが有名です。
私が抱えているのも口唇ヘルペスです。
口唇ヘルペスの原因となっているウイルスは単純ヘルペスウイルスⅠ型と呼ばれています。
性器に出るヘルペスは単純ヘルペスウイルスⅡ型と呼ばれています。
その他に、水痘や帯状疱疹もヘルペスウイルスの一種が原因のようです。
また、単純ヘルペスが脳に入り、ヘルペス脳炎を発症する危険性もあります。
本記事では、口唇ヘルペスについて掲載しています。
症状
症状は経験したことある人はご存知かもしれませんが、段階別に説明します。
①初期症状は、唇のムズムズから始まります
②唇が乾いたような感覚が強くなっていきます
③次第に唇に水ぶくれができてきます
④水ぶくれは数日にわたって大きくなっていきます
⑤しばらく経つと水ぶくれが破れて瘡蓋になります
⑥瘡蓋が出来てから1〜2週間で症状は治まります
このように症状が進んで行き、とても不快な状態が続きます。
発症要因
口唇ヘルペスは繰り返す人が多いと思いますが、それには理由があります。
症状は治まってもヘルペスウイルスは体内に残ったままなのです。
症状が出ているときは、ヘルペスウイルスが唇などに出て来ていますが、症状が治まってくると三叉神経節の奥に身を潜めます。
健康体で、体力・免疫力が通常の状態であれば、ヘルペスウイルスは三叉神経に潜伏していますので、症状が出ることはありません。
ヘルペスウイルスに感染してしまうと、現在の医学では完治させることはできません。
上述した症状の項目でも「症状が治まる」とは書きましたが、「完治」しますとは書いていませんでした。
ヘルペスウイルスとは一生戦い続ける必要があります。
もちろん健康体であれば心配することはありませんが、以下のような状態で免疫力が落ちるとヘルペスは牙を剥いて来ます。
・風邪をひく
・ストレスを抱えている
・疲労が溜まっている
・睡眠不足
・紫外線を浴びる
その他に、アルギニンというアミノ酸を多く取るとヘルペスウイルスの活動が活発になるようです。
アルギニンはチョコレートやコーヒー(カフェインが多いもの)などに多く含まれているため、過剰に摂りすぎないように注意しましょう。
治療方法
治療方法は主に薬による治療で、薬は塗り薬と飲み薬があります。
私も何度か病院に行っていますが、飲み薬は処方されたことがありません。よほど酷くないと処方されないようです。
病院は何科に行けばいい?
私がヘルペスで通院したときは皮膚科に行きました。
ただし、症状の出方によっては他の科にいった方が良い場合もあります。
発熱がある場合は内科だったり、目に異常が出た場合は眼科を受診した方が良いでしょう。
唇のみであれば皮膚科で良いと思います。
セルフケア
何度も繰り返し症状が出ると薬がなくなったり、期間が空いてしまうと薬を捨ててしまっている場合もあるかと思います。
ヘルペスの再発治療薬は薬局で購入することができます。
ただし、第一類医薬品なので、薬剤師さんから説明と確認を受ける必要があります。
当然ですが、薬剤師さんのいないドラッグストアでは購入することはできません。
また、2017年4月からAmazonでも第一類医薬品が購入可能になりました。
過去に病院で処方されている方はネットで購入することも可能です。
Amazonで買える表品を少しだけ紹介します。
はじめにクリームタイプの塗り薬です。
こちらは、薄く濡れるため薬が目立たなくて良いです。
2つ目に軟膏タイプです。
こちらはクリープタイプと比べると厚くなって少し目立ちます。
3つ目にパッチタイプの貼り薬です。
私も購入して手元にあるのですが、まだ発症していないので試せてません。
ヘルペスは不快感もさることながら、見た目も悪いので、隠せるパッチタイプはありがたいですよね。
予防方法
発症してしまうとヘルペスは厄介です。
私が再発に悩んでいた時に妻がヘルペスウイルスについて調べてくれました。
何やら小難しい論文まで読んでいましたが、どうやら「リジン」という必須アミノ酸がヘルペスウイルスの働きを弱めるという事を教えてくれました。
半信半疑でリジンを検索してみると、確かにヘルペスに有効という情報が見つかりました。
リジンは食品から摂取可能ですが、食事だけでヘルペスが予防できる量を摂取することは難しいです。
そこで私が選んだ方法はサプリメントでリジンを摂取する方法です。
探してみるとAmazonにありました。
私はこちらのリジンを定期購入で毎月買っています。
Amazonでは海外のサプリもたくさん売っていますが、私は国産のものを使用しています。
理由としては、海外のサプリは錠剤が大きいことや、安全性を考えると国産が良いからです。
実際の効果は?
かれこれ2年ほどリジンサプリを飲んでいますが、ヘルペスの発症回数は激減しました。
というよりは、リジンサプリをきちんと飲んでいる時はまず発症しません。
症状の項目に書いた①や②の段階でサプリをちょっと多めに飲むと発症まで至らないことも多いです。
サプリを買い忘れて飲めなかった時や飲み忘れたタイミングと疲労のピークが重なると発症してしまうことはありますが、それ以外ではかなり高い予防効果を発揮してくれています。
また、発症してしまった場合でもリジンサプリを飲んでいると回復が早いです。
飲み方
私は予防するために朝と夜に3錠ずつ飲んでいます。
ヘルペスが出そうな兆候を感じると朝昼晩3錠ずつ飲んでいます。
私は面倒なので食後に飲んでいますが、本来であれば空腹時に飲んだ方が効率よくリジンを吸収することができます。
即効性があるものではないので、急に飲めば予防できるものではありませんが、発症頻度に応じて季節の変わり目や睡眠不足の時に飲むといった飲み方でも良いかもしれません。
実際の錠剤の大きさです。
MacBookProのキーボードと並べて写真を撮ってみました。
まとめ
今回ご紹介したリジンはヘルペスに対する強力な予防手段になります。
私も色々調べてみましたが、予防にはリジン以外に有効なものは見つけられませんでした。
リジンはヘルペス以外にも、疲労回復を助けたり、髪に良かったりと色々な効果がありますが、必須アミノ酸なので大きな副作用もありません。(サプリに含まれる他の物質や過剰摂取には注意が必要です。)
ヘルペスに悩める方は是非試してみてください。
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