こんばんは!
お正月にかけての9連休も終わってしまい、休みなんて無かったかのように仕事が始まってしまいました。
そして、会社が始まる2-3日前に風邪を引いてしまい、咳がまだ残っています。久しぶりに、きちんと風邪引いた気がします。
今年は食事に気をつけて、健康に過ごせるようにしていきたいと思います!
あ。もちろん本もバリバリ読んでいきたいです。今年は積読を半分に減らすことが目標です!
Contents
今回の本
平安時代ものは大好きです。
十二単に通い婚。
恋い焦がれる相手には和歌を詠み、相手からの返事を待ち続ける…
そりゃあ、現代よりも医療やそもそも寿命が短かったり、不便も多いだろうけれども今と比べると少しゆったりとした時間が流れているように思うのです。
それに後宮で働く、今でいうキャリアウーマンも沢山いますしね!
今回紹介する本は、こちらです。
あらすじ
とある事情により(とはいっても、内容を読むと結構複雑な事情)で、婚期を逃してしまった左大臣の1人娘 藤原伊子(ふじわらの かのこ)。
彼女は32歳。趣味は、市井や地方で伝えられる説話集を読むこと。
昔は、今の帝が小さかった頃に帝の義母である斎院の所で読み聞かせていたものだ。
その帝も今や16歳。
先帝の機嫌を損ねてしまい不遇を強いられてきた左大臣家だが、今の帝に変わってからは左大臣家は勢力を回復しつつある。
そして、伊子の父が帝に准后として伊子を後宮に迎えてもらえないかどうか、お願いしに行っているのだ。
准后とは、后ではなく后に準ずる待遇を受けることが出来る者で、男性でもその地位を授かることもある。
伊子の年齢を考慮すると納得のお願いだったが、帰ってきた父から聞かされたのは「伊子を准后ではなく后として迎える」という帝からの衝撃の言葉だった!!!
しかし年齢差もあること、さらには以前に伊子には恋人がいたこともあるため既に乙女ではない。
これは、なんとしても阻止せねばなるまいと帝の義母である斎院へお願いに行ったのだが、先客がいた。
しかも相手は、かつて恋人だった斎院の弟である式部卿宮 嵩那親王(たかふゆしんのう)であった。
聞き捨てならないことに伊子は自分のものだと斎院に訴えかけている。
思わず、懐紙を顔に投げ付ける伊子。
果たして、伊子を待ち受ける運命やいかに!
感想
後宮に入るまでのゴタゴタも面白いけれど、後宮に入ってからのドロドロ女の駆け引きに巻き込まれるところも面白いです!!!
やっぱり後宮や大奥といった女の園の話は好きだなぁと改めて感じました。
伊子と現在の帝との出会いや、後宮に入ってから届く謎の手紙、そして後宮内で行く先々で撒かれる鳥のフンの謎。全て読んでいてワクワクしました!
帝からの今後のアプローチが楽しみでしょうがありません!
続きも早く読まなくちゃ!!
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