【読書日記】姉の結婚/群ようこ

こんにちは。

今回は、こちらの本を紹介します。

読むのは初の作家さん。

短篇集です。本屋さんで手にとって驚きの価格でした!

定価で380円(税別)!!

お財布に優しい。お手頃価格だけども内容は濃いです!

結婚にまつわる話。金銭感覚についての話。見栄と女の意地の話。

バックヤードでするような話かな。

少しずつ内容について紹介。

・御祝儀袋

→結婚式は目出度いけれども、ご祝儀はリアルに生活を圧迫する・・・この話の主人公は、かなり切迫した生活を送っている。自分の式の時には出席しないで、大して欲しくもないお土産しかもらっていない。けれども相手の式には呼ばれて、自動的にご祝儀が吸い上げられていく。あるあるな状況。主人公の気持ちが分かるけれども、そこまでケチになりたくない!って思ってしまった。

・家賃

→家賃は普通収入の1/3ぐらいが適当。頑張っても1/2。だけれど主人公は手取り13万5千円だけど家賃8万円!!

生活を圧迫しても狭くても、白く明るく洋室で気に入ったインテリアが出来る部屋にこだわる主人公。彼女の見栄と努力のつまった話。程々に妥協することも大切よ。

・貯金通帳

→前の話は倹約の話だったけれど、こちらはケチの話。立派なケチの域に達している父親は自分のことを倹約家だと自慢し、母親はそんな父親を自慢に思っている。

昔は隣の家が貧乏で醤油や米を貸してあげていたのに、隣の羽振りが良くなって、まぁ大変!!窓の外を覗いて隣を見ては、

夫婦で文句たらたら!そんな夫婦をみて嫌になる娘。娘は客観的で自分の親を反面教師にするのかしら。

・アルバイト

→「いい条件のものがない」「楽じゃない」と言ってノラリクラリと母親からのバイトしなさい攻撃から逃げる娘。

ある日、母親がバイト募集の張り紙をみて受けてこいと言う。似合わない可愛いエプロンをつけて、怖いところのオジさんのような店長と清純そうな店員さんのところでバイトを始めるが・・・最後のページでギョッとした。でも井戸端会議の話題にありそうな話!

・結婚式

→理想の高い姉が結婚することになった。しかも相手は、三高。顔良し!頭良し!金良し!

相手と結婚するまでの姉の努力は、すさまじかった・・・

でも結婚式をするとなったら、親も大変!親には親のプライドがあり、でも頑張ってもどうにもならないことがあったり・・・そんな姉の結婚式にまつわるゴタゴタをみて、妹たちが得た教訓とは?

・金喰い虫

→「僕の娘は金喰い虫である」から始まる、芸能界入りを夢見る妻と思いがけず可愛らしい容姿で産まれた娘の話。

ただでさえ子どもが生まれると色々服買っちゃうものなのに、妻の気合は尋常じゃない!いつ芸能界へのスカウトがあるか分からないからと高い服を娘に着せ、夫は穴が空いた靴下を履き続ける。スーツも良いものが欲しいと言えば浮気を疑われ・・・頑張れ!お父さん!!今こそ反乱の時!!

他2話が収録されていて、最後の「姉の結婚」は現実に起こりそうな話。ページ数は200ページちょっとなので、一気に読めちゃいますよ!

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