【読書日記】主婦やめます!家事代行チーム松竹梅/桜川ヒロ

こんばんは。

な…ななんと!昨日、家に帰ると主人が私のために本を買ってきてくれていたのです!

以前に読んでいた作家さんを覚えていてくれたようで、その作家さんの最新作が昨日発売だったと知り、帰りに本屋によって来てくれたとのこと。サプライズで本を主人自らが選んで買ってきてくれたのは初めてのこと!

本を贈ってもらうというのは、本当に嬉しいです♡

今回の本

主人から本を受け取ったときには、カバーがついていたのでタイトルを見てビックリ!

なんて刺激的なタイトルでしょう(笑) 桜川ヒロさんの最新作です。

あらすじ

松枝梨沙(まつえ りさ)20代。夫は最近リストラされたばかりだ。上司の仕事のミスを押し付けられてしまい、優しい性格の夫は簡単に圧力をかけられて退職に追い込まれてしまったという訳だ。しかし2人の間には1歳半になる娘がいる。もう少しすると失業保険がもらえ、夫は再就職に向けて就職活動をする予定だ。

梨沙が娘を夫に預け、友人とお茶をしているときに電話が入った。夫が娘と公園で遊んでいたときに救急車で運ばれたとのことだった! 梨沙が急いで病院に駆けつけると、そこには肋骨を折ってしまいコルセットを巻いている夫の姿が…。

娘の面倒をちゃんと見れなかったと自分を責め、生気を失った夫を見て、梨沙は自分が働くことを宣言する。その間は夫には専業主夫をしばらくやってもらう予定だ。

宣言したものの、ハローワークでは希望の勤務形態の職はなかなか見つからない。しかも義理の母からは、小さな子を置いて働こうとするなんてと梨沙の就職活動に猛反対だ。ハローワークから帰宅しようと近所の商店街を通ったところ、仲良くしている主婦仲間と出会った。40代の奥竹美香子に70代の汐田梅だ。奥竹美奈子は夫と喧嘩をしたようで、愚痴を梅と話していたようだ。

普段、美香子は夫からは「おい」とよばれ、専業主婦だから怠惰な生活をしていると決めつけられ、夫の好みのように出来ていないと怠け者と怒鳴られる。堪忍袋の緒が切れた美香子は、ついに自分も働く宣言をした。

一方、汐田梅は夫に先立たれ、娘夫婦の来訪を待つだけで暇を持て余していた。

そんな仲良し3人で、力を合わせ家事代行サービスの会社を立ち上げることにした。梨沙は資格マニアでHP作成もお手の物。美香子は持ち前の明るさとコミュニケーション能力の高さから人脈や交友関係は広く、この町の情報屋。そして、梅は豊富な知識と掃除や料理の腕が素晴らしく、プロからも教えを乞われる程。

3人は主婦を卒業し、それぞれの名前からとった『チーム松竹梅』という小さな家事代行業者を始動した! …がいきなり上手くいくはずもなく、色んな家庭内トラブルに巻き込まれていく…

感想

この本は、最初にページを捲った時に目に入ると思いますが、目次のデザインが綺麗です!

松竹梅に鶴とおめでたい柄です。ぜひ見てみてほしいです。

読んでいて、3人の危なっかしさにヒヤヒヤしながらも楽しく読むことができて、あっという間に読み終えてしまいました。続編も出たらいいなぁ。そして、梨沙の資格の多さに驚き!

章の間に『幕間 妻が主婦をやめました。』という梨沙の夫目線の話が入ります。これまで、家事と育児を丸一日やったことのない夫が奮闘する様子が描かれているのですが、読んでいて微笑ましいです。

家事代行として訪れた家の家庭内の悩み・トラブルの解決だけでなく、自分の家庭環境の改善もできるのか、ぜひ本で確かめてみてください!

おすすめ関連書籍

桜川ヒロさんの本は、他にはまだ一冊しか読んでいないです。でもこちらも物騒なタイトルですが読んでいて微笑ましいですよ。

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