こんばんは!
今日も薬屋のひとりごとシリーズです!3巻について、ご紹介します。
猫猫の微妙に言葉足らずなところと変なところで察しが良く誤解するところも好きなポイントです。
Contents
今回の本
今回は、表紙のイラストで長身の女性がベールを被って猫猫を従えていますね。あれ・・・この長身の女性って・・・?
あらすじ
今回は、盛り沢山な内容でした。
前作で青い薔薇を作るために梨花妃のサウナを借りて薔薇を栽培した猫猫は、後宮の医局で破医者と一緒に竈の前で煮炊きをしていた。鍋の中には大量の花びらがある。そう、薔薇の香油を作っていたのだ。この様子を目にした麗しの宦官は、いつものように猫猫との会話を楽しむ。そこに猫猫の実家からの大量の荷物が届いた。壬氏は楽しそうに荷ほどきをしたが、中身は・・・・
妊娠した玉葉妃のため、壬氏付きの侍女から玉葉妃の元へと手伝いに出されている猫猫。玉葉妃の娘である公主のお散歩に付き合うため、後宮内を歩いていたところ、入るはずのない子猫を見つけた。公主が関心を持っていたが弱っていたため、まずは医局にて子猫を清潔にし、元気にさせるため保護をした猫猫。そのまま猫のお世話係に命じられてしまった。この子猫は一体どこからきたのだろうか・・・
とある日、キャラバンが後宮にやってきた。この期間に女官たちは普段できない買い物を楽しむ。上級妃のところへは、商人が直接やってくる。後宮内では、妊娠した場合には、いつ他の妃やその手先の女官から毒を盛られるか分からないため、玉葉妃の妊娠は秘密になっていたがこれを探るような商品がやりとりされていた。猫猫は新たな友人を得ることとなる。この友人は同じ女官で虫好きという変な趣味がある。そして後宮内では香油が流行するが、この香油には流産の可能性が高まるという効能があった。いったい誰のどのような思惑があるのか・・・
ある日、玉葉妃のいる宮に壬氏が訪れた。猫猫を数日返してほしいと。しかし、いたずらっぽい玉葉妃にいたぶられて、ようやく猫猫を連れ出す許可を得ることが出来た。その行先は、狩りだという。壬氏のお付きの宦官である高順の息子である馬閃も同行だ。今回、壬氏は偽名を使うようだが猫猫はその理由がさっぱり分かっていない。狩りの際には、覆面を付けていた。そして宴の際に事件は起きた!そう蛙事件だ!
感想
今回の見どころは何といっても蛙事件のところでしょう!ほかにも壬氏が猫を愛でるところなど、何かが芽生える雰囲気は感じますが、断然蛙です。この後の展開が気になって、即4巻を読み進めました。・・・が3巻では猫猫と壬氏にばかり目が行っていましたが、3巻の内容は今後に繋がっていくので良く読んでおくことをお勧めします。私も読み直しました。蛙のところだけでなく、きちんと全部を・・・
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