エアコン1台で24時間全館冷房にチャレンジ【入居後Web内覧会】

夏ももう終わってしまいましたが、今年の夏は我が家でもエアコンを取り付けました。
調べたこと、考えたこと、取り付けたエアコンについて紹介していきたいと思います。

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エアコンについて

まず、エアコンを買おうと思った際に、どのようなものを購入したら良いかをネットで調べてみました。
いろんなサイトがありましたが、あまり具体的な情報が手に入らず余計に混乱することもありました。
その中で掻い摘んで必要な情報をまとめてみます。

畳数

エアコンが対応する部屋の大きさが畳数で示されていますが、その表記は
 冷房:○〜○畳
 暖房:○〜○畳

と書かれています。このように範囲がある理由としては、低い方が木造住宅、高い方が鉄筋コンクリートの住宅という示し方になっているためです。
紛らわしいですが、本来は○〜○畳ではなく、○畳or○畳と書くべきですね。

つまり、木造住宅の7.5畳の寝室に冷房を取り付ける場合は8〜11畳用を選ぶという形になります。

省エネ性能

次に選ぶポイントとなるのは省エネ性能です。
こちらは⭐︎で省エネのレベルが分かれていて5段階評価になります。
最低が星二つ(⭐︎⭐︎)で星一つ(⭐︎)はありません。省エネの基準で星一つは売ってはいけない事になっているようです。

星が上がれば上がるほど省エネになり、消費電力と電気代が安くなっていきます。
ただし、それに応じて本体の値段も上がっていきます。省エネ性能が上がると数万円〜グレードやサイズによっては10万円以上の差がある場合もあります。

省エネ性能がそれだけ上がったとしても、それに見合うだけ電気代が下がるかというとそうではないので注意が必要です。

最新の省エネ性能5つ星の40万のエアコンと型落ちで2つ星の10万のエアコンを比べると、年間の電気代が2万円違ったとしても差額を埋めるのに15年かかります。
15年もあれば性能も落ちますし、そもそもエアコンの寿命は7〜8年とも言われています。7〜8年後だと新しいのを買った方が性能も上がっている可能性もありますね。
そう考えるとあまり高性能な省エネは必要ないのかなと思います。

切り捨てた情報

そのほかにも消費電力やエネルギー消費効率などもありますが、素人が見たところで判断がつかないので、私は切り捨てて考えました。
入手した情報を総括すると、携帯料金のようにわざとわかりにくく表記しているとしか思えなくなったからです。
そして、携帯料金と違い、調べても正解にはたどり着けないとわかったので、使える情報と価格で判断しようという結論に至りました。

考察

これらの情報を元に、私が考えたのは部屋の広さの基準は首都圏をベースに考えられているのではないかということです。

北海道の家は冬場の厳しい寒さをしのぐために、気密性能、断熱性能が高く作られています。
ハウスメーカーを検討していた際に、一条工務店で建てられた方のブログでエアコン1台で全館冷房をしているという記事を見かけましたので、我が家でもできるのではないか?と思いました。

もともと我が家では寝室とリビングの2箇所にエアコンを設置予定でプランを考えていましたが、実は1台で行けるんじゃないだろうかという発想で本記事のタイトルに至った次第です。

我が家が購入したエアコン

はじめに我が家で取り付けたエアコンです。
対応サイズからも分かる通り、寝室用になります。

もともと寝室用は型落ちの安いエアコンにする予定でしたが、除湿機能を求めて2018年モデルのエアコンにしてしまいました。
型落ちならば6〜7万程度で購入できましたが、新しいモデルなので13万ほどでした。
倍ですね。。。

取り付け

取り付け場所は寝室の枕元です。

コンセントは天井に用意していましたので、コードはスッキリです。

配管の穴はこんな感じで空いています。

寄ってみたところです。
業者さんはインパクトドライバーに筒状の刃が付いた工具で穴を開けていました。

到着してからものの30分ほどで室内機が取り付けられました。
業者さんのあたりが良かったのか凄く手際が良かったです。

サーキュレーターとの併用

全館冷房をするにあたって、空気の流れは重要です。
いくらエアコンを全開にしても部屋の外に空気が流れないとエアコンを付けた部屋の外を冷やすことはできません。

我が家では、ニトリのサーキュレーターを購入して、空気を循環させることにしました。

全館冷房と稼働状況

エアコンを取り付けてからサーキュレーターと併用して全開で運転させました。

リビングに温度計付きの時計を置いて測定しました。
エアコン始動時の状態です。
気温27.9℃、湿度68%です。

約2時間後の状態です。
気温27℃、湿度58%です。

さらに約3時間後の状態です。ここまで気温が下がりました。
気温25.3℃、湿度55%です。

夜になるとさらに気温は下がりましたが、湿度はちょっと上がりました。

電気代

さて、24時間稼働させっぱなしの電気代の方ですが、思ったよりも上がりませんでした。
エアコンをつける前は5千円台でしたが、24時間エアコンを付けっぱなしにしても+4,000円程度で収まりました。

一応エビデンスを載せておきますね。

まとめ

豊栄建設では高気密住宅であるクリオスの家というプランがあり、そちらはかなり性能の高い住宅ですが、999プランでも十分な高性能ということを証明できました。

寝室用のエアコンで家中全てをキンキンに冷やすことは難しいですが、十分快適なレベルまで冷やすことができました。
そして小さいエアコンで24時間稼働させたとしても電気代はそれほど(何万もかかるほど)は上がりませんでした。

我が家の間取りや生活スタイルですと、無理に2台設置しなくても十分でした。
この先地球温暖化で札幌でも40℃を超えるような環境になったら2台目も考えるかもしれませんが、今はこれで十分でした。

欲を言うと、フリースペースのあたりで大きめサイズのエアコンを入れるともう少し快適になるのかもしれません。
寝室で稼働させると寝る時寒かったりするんですよね(笑

生活スタイルや住宅性能、エアコン性能で変わって来ると思いますが、エアコン検討中の方の参考になれば幸いです。

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