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今回の本
単行本のときから買おうか悩んでいたこちらの本。
文庫化したのでついに購入しました!
文庫特典で『ハルジオン』の原作小説が載っています!
あらすじ
『夜に駆ける』
「さよなら」
彼女からのラインをみて、急いで自宅のマンションの屋上へ向かう。
予想通り、フェンスの外側に彼女が立っていた。
これで4回目だが、いつも彼女は僕が来るまでその場で待っている。
きっと助けて欲しい気持ちがあるんだろうと僕は解釈していた。
フェンスを乗り越えて彼女の手を取ると、彼女は死神が呼んでいると言う。
彼女は僕には見えない死神を惚れているように見つめている。
なんでこんなにも想っているのに彼女は僕を見てくれないんだろう。
「もう嫌なの」という彼女に僕は….
感想
読んだら曲を聴きたくなる!間違いない!!
そして小説を読む前と後で曲の感じ方が全然違う。
以前に立ち読みした『夜に駆ける』は印象的すぎて、曲を聞くたびに小説を思い出して歌詞と曲に浸る。
この『夜に駆ける』が強烈に印象に残っていたので、文庫化したことをキッカケに購入して他の楽曲の元となった小説を読みました。
小説読んだ後に曲を聴いて涙が滲んできたのは『あの夢をなぞって』。
夢を正夢にするために男の子が必死に頑張る姿を思い出してサビで涙が…
こんなにも印象を変えるとなると、『大正浪漫』の小説も気になります。
曲を聴いている感じだと絶対泣ける切ない系だと思うけど…
全体を通して印象的だったのは、やはり『夜に駆ける』と『あの夢をなぞって』でした。
『あの夢をなぞって』では夢が正夢にならないと予知夢を見れなくなる2人が甘酸っぱい恋を叶えるために画策するのですが、だんだんと予知夢を見れる能力よりも、恋を叶える方に傾いていくところが見どころです!
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