【読書日記】孤宿の人(上)/宮部みゆき

こんばんは。

最近、ずっと読んでいた本を読み終えたので、読書記録の更新です!

とは言ってもまだ上巻なのですが・・・・

今回の本

たまに時代物をがっつり読みたいと思っていたので、宮部みゆきを読んでみました。宮部みゆきの時代物で怪談話は大好きです。今回は、なにやら怖い感じのするタイトルのこちら!

あらすじ

男にだらしのない女中が勤め先の若旦那の子どもを産み落とした。母親の女中の方は、すぐに亡くなってしまい、子どもだけが残された。生まれることを望まれなかった女の子の名前は、「ほう」。阿呆(あほう)の「ほう」から付けられた名前だ。「ほう」は、教育も受けず、食べ物も躾も受けられず、言葉もろくに話すことができなかった。ある時、「ほう」の父親である若旦那のいる店で病が流行り、その邪気払いのために遠い寺社へとお参りに行かなければならなくなる。

しかし、道中で女中に持っていたお金を全て持っていかれ、「ほう」はその土地で医者の家へ預けられることになった。その土地こそが丸海藩で、預けられた先が井上家である。井上家では、当主の他に当主の長男が見習いとして医術を学んでいる。そして、長女である琴江が「ほう」に優しく行儀や教育をしてくれていた。「ほう」はこの家が、琴江が大好きだった。

だが、ある日。琴江は突然亡くなった。心臓の病との判断になっていたが、「ほう」は琴江の友人である美祢(みね)が直前まで琴江を訪ねていたこと、そして琴江が倒れてから美祢の姿が見えなくなったことを知っていた。それに井上家の長男が最初に琴江の亡骸を見たときに毒だと言っていたことも。

しかし、すぐに毒を飲まされたという事実は隠ぺいされ、表向きは心臓の病となり、この件は幕を閉じたことになった。美祢も何もお咎めなしだ。

なぜなのか。それは、丸海藩では幕府の上級役人である加賀が流刑として幽閉されることになっており、この幽閉の手はずに関わっているのが美祢の家であったからだ。幕府からの罪人を幽閉するにあたり、これに関わる家が不祥事を出したとなれば、丸海藩全体の責任となり、取り潰しされる可能性がある。そのため、琴江の件は隠ぺいされたのだ。

納得いかない「ほう」。そして「ほう」は、加賀が幽閉される屋敷で働く女中として、働くことになった。そのとき、屋敷でまた事件が起きる。。。

感想

まだ上巻ですが、何とも言えない、おどろおどろしい雰囲気が全体から漂っています。藩自体が抱える表向きの問題と内情。そして、加賀殿の流刑により今までの環境が少しずつ変わっていき、隠ぺいにつぐ隠ぺい。そして、それに巻き込まれ、少しずつ事情を把握していく「ほう」。上巻では、最後に衝撃の展開で終わっていたので、下巻が今から楽しみです!!

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