先日Amazonで開催されていたプライムデーでFireHD8を購入しましたので、紹介したいと思います。
特に使う目的もなかったのですが、プライムデーに乗っかりたいと思い、コスパの良さそうなFire HD8を購入してみた次第です。
FireHDとは?
AmazonのAmazonによるAmazonのためのタブレットです。
簡単に説明しますと、AndroidベースのFireOSというオペレーティングシステムが搭載されたタブレット端末です。
ホームアプリなどがAmazonのサービスに特化した形になっています。
ベースがAndroidなのでAndroidアプリを動かすことも可能なようですが、全てのアプリが動くわけではない様です。
iPadのようにセルラーモデルはなく、Wifiのみですが、価格が安い点が魅力です。
8インチのFire HD8ですと8,980円から購入できます。
その他に7インチのFire7は5980円で購入できます。これは驚きの価格ですね。
さらに、大画面が良い場合は10.1インチのFire HD10もあります。
こちらは少々お高いですが、画面解像度やCPU、ストレージ容量、Wifiは11ac対応など、スペックが高くなっています。
実家の父が使っていますが、重量感とサイズから持ち運ぶというよりは家の中で使うタブレットという感じでした。
今回私が購入したのはFire HD8ですが、Fire7と迷いました。
iPad miniがあるのでタブレットは不要な状況ですし、単にプライムデーというお祭り騒ぎに乗っかりたいだけなので安いFire7がいいかと思ったのですが、Fire7はモノラルスピーカーであることと、解像度が低かったのでFire HD8の方にしました。
開封の儀・使用感
まずは箱からです。
Amazonだとものすごい厳重な箱かと思いましたが、思いの外簡単な箱でした。
まあ価格が価格なので、箱にはコストをかけれないのは仕方がないと思います。
入ってるものも充電器とペラペラな説明書のみです。
サイズの比較様にiPhone7 plusを隣に置いています。
裏側はこんな感じです。
Amazonのロゴがいい感じですね。
上部です。
音量ボタン、イアホンジャック、充電ポート、電源ボタンがあります。
左側にはスピーカーがあります。横向きにすると下側or上側になる感じでしょうか?
右側にはmicroSDカードスロットがあります。
256GBまで対応しているようです。
さて、開封の儀はこのくらいにして、使用感の方に移りたいと思います。
電源を入れると、なんと最初からAmazonのアカウントが設定された状態で届きました。
これは楽っちゃ楽ですが、正直気持ち悪いのでやめていただきたいサービスですね。というかギフトでプレゼントしようとした場合はどうなるんでしょうか?ギフト設定をするとアカウントは設定されないのか気になるところです。
ただ、細かい設定は面倒で楽に使えればいいという方にはいいかもしれませんね。
重さの方ですが、今の所カバーをつけずに使っていますので、重さはiPad mini4よりは軽く感じています。
全体的にプラスチックなので、安っぽさは否めませんがAmazonのサイト上でもiPad Mini4の2倍の耐久性と書いていることから必要最低限の剛性はありそうな感じです。
ソフト面
画面の動きとしては思ってたよりも滑らかでいい感じでした。
ずっと昔にAndroidを使っていた時期があったのですが、その頃とはもう別物です。
ページをめくったりアプリを切り替えたりと普通に使う分には全然問題なく、価格を考えると素晴らしいコスパですね。
ただ、アプリをインストールするのが少々面倒です。
GooglePlayからDLすることができず、AmazonのアプリストアからDLする形になります。
軽く調べてみると、PC経由でGooglePlayをインストールすることができるようです。
個人的にはジャンプ+のアプリを入れたかったのですが、入れることができませんでした。
まあ流石にKindleの競合アプリは許容できなかったのでしょう。
ちなみにホームアプリはFireOS独自のもので、Amazonのサービスが前提として作られています。
その他のAndroidタブレットとしては制限が強く、個人的にはあまり好きにはなれませんでした。
Amazonアカウントとのひも付きも強く、購入履歴なども丸見えになるので、気軽に家族に貸すことができない端末です。
Amazonプライム会員
FireHDはAmazonとの紐付きが強いので、活用するのであればプライム会員になっておいた方が良いです。
プライム会員だとプライムビデオやプライムミュージック、プライムリーディングなどたくさんのサービスがあるので、よりデバイスを活用することができます。
年会費3,900円、月額400円でこれだけのサービスが受けられるのはお得だと思います。
iPad miniと比較
値段が違うので、単純に比較するのはフェアではないですが、両者を比較してみました。
サイズ感
まず、大きさはほぼ同じくらいですが、FireHDの方は若干縦長になっています。
画面のアスペクト比を比べるとFireHDは16:10ですが、iPad mini4は4:3ですね。
私は指が短いので、iPad mini4は片手で掴むとかなり苦しいですがFireHD8だと若干余裕がでるぐらいの大きさです。
掴んでるところを下から見た図です。手のひらにアーチができるぐらい余裕があります。
iPad mini4の方は目一杯伸ばしてるって感じになっています。
重ねてみるとほぼ同じ大きさですが、縦横比が違うことがよく分かります。
機能面
大きさやAmazonのサービスを使う上ではほぼ機能差はありませんでした。
iPadでもAmazonようのアプリは用意されていますので、FireHD8でできて、iPadでできないことはない感じです。
また、FireHDから外部出力してTVでプライムビデオを見たりしたいと思っていたのですが、FireHDは外部出力ができないし、ChromeCastにも対応していませんでした。
値段的なものもありますが、TVで見たければFireTVを買えということなのでしょうね。
iPad mini4のAmazonアプリもChromeCastには対応していませんが、HDMI出力でTVに映すことはできますので、その点ではiPad mini4に軍配が上がります。
※軽く検索してみたところ、ブラウザ経由などでChromeCastに飛ばすことは可能なようです。
当レビューでは、Amazon純正アプリでできないので、できないとして評価しました。
まとめ
勢いで買ってみましたが、私の中ではiPad mini4があれば不要という結論に達してしまいました。
iPadがなければコスパ抜群で素晴らしいタブレットだと思います。
私は使わなくなってしまいましたので、妻にあげることにしました。
読書好きの妻はKindle Unlimitedに入って本を読んだりと気に入って使ってくれているようです。