結婚した場合、多くの場合は女性が男性の籍に入ることが多いと思います。
苗字が変わると印鑑を作り直す必要がありますよね。今回は印鑑の話です。
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印鑑の種類
印鑑、はんこと言ってもいくつか種類があります。
用途に応じて用意する必要があります。
認印
印鑑登録をしていないハンコになります。
一般的には、宅急便や簡易的な事務書類などに使用されます。
銀行印
銀行口座を開設する際に届け出る印鑑になります。
通帳を使ってお金を入出金する際に使用します。
実印
実印は役所に届け出て、印鑑登録を行なったはんこになります。
法的に最も効力を持つはんこで、不動産取引や遺産相続、車の購入時に使用します。
材質
一般的に契約書類などに使用する印鑑はシャチハタを使うことができません。
シャチハタは材質がゴムであるため、変形したり、かけたりすることがあるので多くの場合は使用不可になります。
木材
比較的安価で手に馴染みやすい材質です。
木材といっても色々な種類がありますが、柘が使われることが多いようです。
ただし、木材は他の素材と比べると磨耗しやすいようで、実印や銀行印としては今ひとつのようです。
樹脂
琥珀と呼ばれる樹木の樹脂が化石になった素材が使用されます。
象牙と同じく高級品で値が張ります。
素材としては脆いようで、補強した上で使用します。
その他にアクリル樹脂で作られたものもあります。
こちらは安価で、軽く、扱いやすい素材になります。
角・牙
昔から良いはんこの定番は動物の角や牙です。
最も良いものは象牙のはんこです。しかし像は絶滅危惧種に指定されており、ワシントン条約で保護されているため気軽に手に入れることができません。
今一番人気があるのは水牛の角を使ったはんこです。
使いやすさや耐久性、お値段のバランスが良い材質です。
金属
最近人気が出てきているのがチタンの印鑑です。
チタンは耐久性が高く、金属アレルギーが起きにくいという特徴があります。
重量もあるため、捺印しやすいという利点もあります。
何よりかっこいいです(笑
はんこを買う時はどんな時?
我が家では結婚した時に妻が印鑑を作り直しました。
その時に私の実印、妻の実印、銀行印、認印の四本を作ってます。
takaのはんこ
元々私が使っていた印鑑は父からもらった象牙の印鑑で、実印と銀行印を兼用で使っていました。
実印なんて滅多に使わないし、兼用とはいえ象牙の印鑑もあるので作り直さなくても良いと思っていたのですが、家庭を持つというのは良いタイミングだと思って作りました。
元々使っていた印鑑は12mmで少し細い印鑑でしたが、新しく作った実印は16.5mmのものを選びました。
印字はフルネームで入れました。
妻のはんこ
妻のはんこは実印が15mm、銀行印が12mm、認印は9mmで作りました。
実印はフルネーム、銀行印は下の名前、認印は苗字です。
はんこを作って良かったか?
なんとなくで作った印鑑でしたが、結果的には作って良かったです。
元々使う予定なんてないと思っていましたが、予想外に早くマイホームを購入することになり、不動産契約時にはたくさん実印を捺印します。
一生に一度あるかないかの契約をする際にはしっかりとした印鑑があると良いですよね。
また、印鑑は運勢に影響するという話もあります。
私は全く信じてませんが、そういう考えの元に人生に節目に作るのは良いかと思います。
運勢は別として、マイホーム購入時の契約書類も格好がつきましたので、私は新しく作って良かったと思いました。
はんこはどこで作るのか?
一般的にははんこ屋さんで作ると思います。
札幌だとはんこ屋さん21あたりがよく見かけるでしょうか?
最近だとネット通販でも購入することができます。
チタン系だとネットの方が安く手に入りそうです。
はんこ屋さんに行くと運勢だの風水だの高いものを勧められたりする場合も多いです。
その点ネット通販だと自分の判断だけで決めて購入することができて便利です。
結婚のタイミングや家を買う予定がある方はちょっと良い印鑑を作ってみてはどうでしょうか?