【読書日記】恋のゴンドラ /東野圭吾

こんばんは!

札幌は少し前までは全然雪がなくて心配するぐらいだったのに、2月に入ってから急にドカドカ降ってきて、すっかり冬景色になってきました。

ゲレンデの灯りが遠くで見えると行ってみたいなーなんて思う今日この頃です。滑れないんだけどね!

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今回の本

東京の山手線での広告で特に目立っていた(本に関する宣伝だから目が惹きつけられたのかも)こちらの本。

古書店巡りで沢山本を買ったけれども、帰りの飛行機用にどこかの本屋で買おうと心に誓ったのです。

あらすじ

舞台は里沢温泉スキー場。

ここに付き合いたてのカップルの広太と桃実がスノーボードを楽しみにやってきていた。

広太は、この日のためにホテルを取っていた。

ボードを楽しむためにゴンドラに乗って桃実との会話を楽しんでいた広太だが、相乗りになった女性4人グループのうち1人の声に聞き覚えがあり肝が冷えた。

そう、同棲しており親にも紹介済みの正真正銘の婚約者 深雪だったのだ。

別日。

深雪は職場のグループでスノーボードを楽しみに里沢温泉を訪れていた。

付き合い始めて2ヶ月の彼氏も一緒だった。

実は、今回のグループとしての目的は深雪へのサプライズプロポーズを成功させることだった。

予定通り、深雪がコース上で孤立するよう仕組むが思いがけない出来事が起こり…

ゲレンデで行われる合コン、その名もゲレコンに参加した桃実と弥生。

なかなか良い出会いはなかったが、ようやく日田と水城という2人と良い感じになりイベント中は一緒にボードを楽しんでいた。

最も桃実の狙いは水城だが、ゲレコン最後の告白タイムでは日田に告白されてしまった。

その場では、お断りしたものの、その後も何かと会うようになり再び里沢温泉へボードをしに行くことになった。

複数のカップルがゲレンデを舞台に結ばれたり、辛い目にあったりするがその縁は複雑に繋がっていた。

感想

浮気する男は、やはり懲りずに繰り返すものであると学びました(笑)

そして桃実が可哀想に思ってしまいました。

最後の最後まで目が離せない展開ですが、なんか文中に出てくるグループは今どきのリア充というか…

うーん。ちょっとこのグループには入りたくないかなぁと思ってしまう私は古いのかしら。

など思いつつも、一度読み始めると続きが気になって夢中で読んでしまいました。

これからゲレンデシーズン到来ということもあり、本を読み終えた後に思わず「ゲレンデ行きたい」と言ってしまいました。

スキーもボードも出来ないのに。

本を読んでると出来もしないのに自分がものすごく滑ることが出来る様に勘違いしてしまう(笑)

滑るのはともかく、ゲレンデで温かいココアと肉まん食べたいなぁ。

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