【読書日記】花嫁レンタル、いかがですか?/瀬王みかる

こんばんは!

みなさんは、クリスマスツリーの飾りつけ済みましたか?我が家はニトリで180cmのツリーを購入してゴールドの飾りつけをしてみました。
飾りつけをしていて気付いたのですが、今のツリーって金銀ぎらぎらのモールをグルグル巻かないですよね。
一体いつの間にモールはなくなったのでしょう・・・お店でも見なくなりました。ふしぎ・・・・

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今回の本

ちょっと物騒なこのタイトル。え?花嫁ってレンタルしていいの?というかレンタルって何?

あらすじ

5年前に事故で亡くなった美貌で有名な女優の娘である真尋は、芸能人である母親の迷惑にならぬよう地味なメイクで地味に生きていたつもりが、会社を上司のセクハラが原因で退職した。

明日からの就職活動に思い悩みながら入ったカフェで求人情報誌を眺めていると少し離れた席に座っていた男性から働いてみないかと誘われた。その会社は『よろず派遣株式会社』。そして、真尋にしかできない仕事があると言う。明らかに怪しく、警戒しつつ返答を先延ばしにした。しかし、その夜に親友が突然家に来訪し、彼氏の借金の保証人に無断でされた挙句、行方不明になってしまったため親友の元に借金取りがやってくると言う。

親友を救うため、真尋は高額報酬をくれるという『よろず派遣株式会社』でその仕事を行ってみることにした。しかし、その仕事とは政略結婚により逃げ出した花嫁の代役だった!

本来の花嫁の代わりに、結婚式に主役として出て、なおかつ周囲に疑惑を持たせないよう新居への引っ越しに新築お披露目会などもこなすが・・・・

その他、同じ会社で働く超絶イケメンとのSNS盛りのための仕事や1泊2日でこなす娘役の話もあります!

感想

本当は女優の母親似で美しいのに、諸事情からメイクで地味に装い、親を困らせないよう我儘を言わない親の期待に応えようとする真尋がどんどん人間として魅力ある人へ変わっていきます。女優とは異なり、日常の一般人の身代わりとして、その役をこなす真尋や派遣会社の同僚たち。最後の話は、ホロリときました。寝る前に読んでいたのですが、胸がじんわりと温かくなりました。

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