【読書日記】ある閉ざされた雪の山荘で /東野圭吾

こんにちは。

今日は珍しく昼間の更新です。

最近、東野圭吾さんのパラレルワールドラブストーリーの映画をアマゾンプライムで観ました。

そういえば、少し前に東野圭吾さんの本を読んだなぁと思い出したので紹介します。

今回の本

昨年に東野圭吾さんの本を読んだけれど、この本は少し前に出た本です。

なんだかタイトルからしてミステリー臭がぷんぷんですね!

あらすじ

舞台稽古としてペンションに集められた男女7人。

彼らは先日のオーディションでの合格者たちだ。

舞台稽古として集められたのにも関わらず、監督は現れない。

皆が不振がっていた時に一通の手紙が届いた。

そこに書かれていたのは台本はまだ完成していないこと。細部は合格した者たちで作り上げてもらいたいということ。

そして、舞台の設定だ。

設定は、ペンションは人里離れた山荘であり、記録的な大雪により外には出れず、電話線も切れてしまっており外部との連絡は不可というものだった。

実際にはそのようなことはないのだが、もし外部と連絡を取ろうものなら失格としてオーディション合格を取り消すというものだった。

戸惑う7人だったが、もしその状況だったらと想定して取るべき行動を模索していく。

ラウンジには意味深に置かれた推理小説が各7冊ずつ。

そのどれもが登場人物の誰かが殺されるというもの。

設定やそれぞれの役どころを知らされていない中、誰かが殺される設定なのではと予感する。

その予感の通り、1日目の夜に1人目が殺されるという“舞台“が用意されるのだった。

1人目が消えた部屋には、その状況が書かれた紙が残されており、残された者たちはその状況を元に推理劇を繰り広げるが2日目の夜に不可解な事件が起きた。

”凶器“と書かれた紙が捨てられており、血のついた鈍器が発見されたのだ。

はたして、これは本当に“設定”の話なのか、現実に殺人が起きているのか疑心暗鬼に陥っていく・・・・

感想

実は途中まで一度読んだのですがその時の気分に合わず、読むのを一時中断していました。

そして急に続きが気になり、最初から改めて読み始めるともう一気読みでした!

一体だれが嘘をついているのか、次のターゲットは誰なのか。そして、犯人の狙いは何なのか。

気になって気になって!

本の世界にどっぷりはまり、久々にミステリーを楽しみました。

今回の本で改めて思ったことが東野圭吾さんの本は、私にとって本編の最後までは楽しめるけれど最後の2-3行があんまり好きじゃないかもということ。

もちろん、そのお茶目な感じで終わるのが最後に和むという人もいるかと思うのですが、私はちょっと合わないかも・・・・

とはいえ、それまでは霧中になって読めるので他の作品も読むと思うのですが。。。

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