【読書日記】メイクアップ デイズ/椰月美智子

こんばんは。

最近、基礎化粧品難民を取りあえず脱した妻の方です。
結局のところ、なんの基礎化粧品に落ち着いたかは、また別の記事でお話し致します!

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今回の本

冒頭に記載したとおり、お化粧に関する本がないかなーとインスタで「#読書好きな人とつながりたい」で検索してみたら、こちらの本を読んでいる人がいらっしゃって、早速ブックオフオンラインで購入してみました!

ブックオフオンラインが気になる方は、こちらもチェックしてみてくださいね。
読書好き必見!ブックオフオンラインは凄かった!

あらすじ

まずは、登場人物の紹介です。

・秋山 箱理

→秋山家の3兄弟の真ん中、27歳。化粧品メーカーの研究部でリキッドファンデーションの開発を行っている。不思議系。タコリを右肩に乗せている。

・秋山 今理

→秋山家の長女。職業はライターで1人暮らししている部屋では、裸族のヘビースモーカー。わが道を行く性格。

・秋山 万理

→秋山家の末っ子、長男。自動車メーカーに務めるナイスガイ(本当に本に’ナイスガイ’と書いてある)。近々、結婚予定で婚約者を家族に紹介しようとしている。

では、少し内容を紹介します!

箱理は、新しいリキッドファンデーションを開発しようとしているところだった。しかし、顧客である安藤の要求が「多少のマット感でツヤっぽい仕上がり」など抽象的すぎて理解できず、矛盾を指摘したところ安藤を泣かしてしまった。これ以降、安藤との打ち合わせがうまくいかず、開発も中々進まない。そんな時、タコリが右肩に現れた。タコリとは、茹で上がったタコの守護霊のようなものである。タコリは小さいころには良く、箱理の右肩に乗ってアドバイスをくれた。今回もタコリがコミュニケーションを上手く取れない箱理にアドバイスをくれる。

またある日。弟である万理が婚約者を家に連れてきたが、車いすでアルカイックスマイルの上手な女性だった。秋山家の祖母であるヨシエへも紹介したが、「失格」とだけ言い会ってもくれなかった。ヨシエは、とても個性的な化粧をしていて、ずっと昔から白塗りで家族では誰も素顔を見たころがない。白塗り化粧の理由は誰も知らない。

箱理の開発と万理の結婚の行方は?ヨシエの白塗りの理由は一体何なのか。

各登場人物の化粧についての思いや成長していく過程を描いた本です。

感想

最初は、箱理が不思議すぎて、正直好きになれませんでした。しかし、好き嫌いは置いておいて、女性がたくさん出てきます。それぞれの女性が考える化粧に関する捉え方が三者三様で楽しかったです。登場人物が個性的で、魅力あふれていました。脇役だけれども「ゆきのさん」が私は好きです。

意外と、あっという間に読み終えてしまいましたが、その先がどうなるのか気になるところで終わってしまい、続編かスピンオフを是非出して頂きたいです。

でも最後は、読者に想像させる終わり方だからこそ、最後まで面白かったのかもしれません。

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