【賃貸vs持ち家】札幌の住宅事情について考察

北海道マイホームセンターに行ってきました。
先日、分譲地と完成住宅見学会のチラシが入っていたので、見学会に行ったついでに、住宅展示場にも足を伸ばしてみました。


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住宅展示場とは?

住宅展示場とは、複数のハウスメーカーや工務店などのモデルハウスがたくさん展示してあるイベント会場です。

今回行った北海道マイホームセンターは20以上のモデルルームがありました。


天井が高い家っていいね。(嘘だ・・・。俺は今嘘をついている。本当は天井が低くて狭いところが、大好きなんだ)
っとCMをやっているダイワハウスです(笑

インフォメーションセンターもありました。

札幌の住宅事情について

今現在は賃貸マンションに住んでいますが、ゆくゆくは分譲マンションか一戸建てを購入したいと考えていました。
そんな状況を踏まえて札幌の住宅事情についてまとめたいと思います。

賃貸

札幌は人口190万人で全国第4位の政令指定都市ですが、賃貸物件の家賃が安い事で有名です。

それには理由があり、家賃が安く設定されている分、ガス料金(プロパンガス)がかなり高めに設定されているケースが多くなっています。
実際に私が今住んでいるところと、前に住んでいたところではガスストーブが設置されており、ガス代はかなりかかっていました。

ガスの設備や配管など、ガス会社が負担している分、大家や管理会社と癒着しているケースが多いため、このような事態になっているそうです。

参考までに、2016年12月まで住んでいた家は2LDKで家賃7万5千円、冬場のガス代は2万5千円ほどでした。
今住んでいるところは2LDKで家賃8万ですが、都市ガスと同料金設定のため、1万5千円弱になっています。

人気の地域

札幌は地下鉄が整備されていますので、地下鉄沿線が人気です。
基本的に地下鉄があれば大体の用事は済ませる事ができますので、車がなくても生活可能なほどです。

その分、地下鉄沿線の家賃は高めになっています。
それでも通勤、通学のメリットが高いので地下鉄沿線に住む人が多いです。

地下鉄から離れると賃貸に関しては家賃が下がったり、一戸建てが多くなる傾向があります。

札幌は区分け(中央区、東区、西区、南区、北区、白石区、豊平区、手稲区、清田区)されており、中央区はダントツで高く、西区、豊平区は比較的高めの地域です。
東区、白石区は家賃が安い傾向にあるようです。
ちなみに、手稲区、清田区には地下鉄が通っていないため、バスやマイカー通勤の一戸建てが多いようです。

賃貸と分譲マンション・一戸建ての検討

今検討中なのですが、このまま賃貸に住み続けるべきか、マンション、もしくは一戸建てを購入するかを考えています。

確かに、家を買うとなると長期ローンが必要ですし、一生物の買い物です。
なかなか決断できる事ではないので、難しいです。

ただ、単純にあと40年生きることを考えた場合、家賃八万+駐車場代一万円で九万円賃貸に住み続けると

90,000円×12ヶ月×40年=4320万円かかる計算になります。
50年の場合だと
90,000円×12ヶ月×50年=5400万円かかる計算になります。

さらに子供が生まれるとなると、さらに広いところに移り住めば家賃が上がったり、引越し費用がかかったりということを考えるとさらにかかる事が予想されます。

4千万、5千万越えだと、地下鉄沿線のマンションが普通に買えてしまいます。
また、一戸建てでも2千万の土地に3千万の建物を立てる事ができます。地下鉄沿線は難しいかもしれませんが、JR沿線であれば十分可能な範囲です。

マンションについて考える

マンションであれば、中心部でなければ地下鉄沿線でも3千万前後で新築マンションを買う事ができます。
実際、前に住んでいた家の近くの新築マンションは2700万〜3400万程度で販売していました。

単純に価格だけ見ると一戸建てよりはマンションの方が安く、地下鉄沿線という好立地に住む事ができますが、マンションにはいくつか問題点があります。

そう、建物の他に管理費、修繕積立金、駐車場代がかかってきます。
新築ですと、おおよそ管理費が8千円、修繕積立金1万2千円、駐車場代1万円と住宅ローンの他に3万ほどかかります。
また、修繕積立金は築年数が古くなるごとに上がる傾向があるそうです。

そこから算出すると、住宅部分以外にかかる費用は
3万円×12ヶ月×40年=1440万円です

3000万円のマンションに1440万円の維持費がかかると4440万円と、賃貸よりも高くなります。
なおかつ固定資産税を考慮するとそれ以上です。

一戸建てについて考える

札幌で一戸建ての家を立てようと思った場合、地下鉄沿線はなかなか買う事ができません。
値段もさることながら、まず土地がないです。

地下鉄から離れたところで探すことになりますが、値段は広さや駅との距離にもよりますが徒歩10分以上で1000万円〜2000万ほどのようです。
先日チラシが入っていた分譲地は、800万ほどですが、高速道路沿いでした。

一戸建ての場合は土地代+建物代がかかります。

建物は安いものだと1000万+工事費+αからあるようです。上の方は見だしたらキリがないですが、2000万、3000万といったところでしょうか。

仮に2000万の土地に2000万の建物を購入した場合、トータル金額は4000万です。

この他に固定資産税がかかってきますが、賃貸の40年とほぼ同じぐらいとなりそうです。
一戸建ての場合は50年住んだ場合でもローン返済後にかかる費用は固定資産税+建物の修繕費だけになるので、賃貸よりはだいぶ安くすみそうです。

まとめ

今回札幌の住宅事情について、調べた内容をまとめてみました。
まだざっくりとしたお金の流れしか把握していませんが、賃貸に住み続ける事と家を買うことは金銭的には大きな差は出ないのではないかと思い始めている今日この頃です。

もちろん、金銭面だけの利点を追求するのであれば、古くて狭くて駅から遠い賃貸で安く済ませることもありでしょうし、経済状況に合わせて住まいを選ぶ事ができるメリットも賃貸にはあるでしょう。

どちらにもメリットがありますので、自分たちの生活にあった選択をするべく、勉強しつつマイホームを検討していこうと思います。

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