私は、本を選ぶ上で性別・年代・取り巻く環境で好みの本の傾向が分かれると思うのです。
母とは同じ性別だけれども(当たり前)好む本は全然違うし、
父とも違う。私の家は家族揃って読書好きで、本は山ほど。図書館にも毎週末行き、1人7冊ぐらい借りたりしていました。
ということで、今更ですが少し私のプロフィール的なものをざっくりと。
性別:女
年齢:30歳
仕事:正社員、技術系(バイオ関連)
ほんとうにざっくり。仕事柄か遺伝子やタンパク質、ウイルスが関わる小説も読んだりします。
主には、お仕事に奮闘する系の本や妖怪もの、推理もの号泣系などなど好みます。あんまり新書は読まないかもしれません。
騙され系の話を読むと、とっても充実した気分になります。
本を読むタイミングとしては、朝の通勤時間や昼休みのご飯食べたあとの30分、夜に帰ってくる時のバスの中。隙間時間で、ちょいちょい読みますが気分が読書モードのときは週に3冊、読書休業中のときは月に2冊。
では、表題の本を感想を少し。大きなネタバレはないようにします。(たぶん。していたらごめんなさい。)
〜「憧れの女の子」を読んで。〜
ゆくゆくは子どもが欲しいと考えている私ですが、どっちの性別の子がいいかなぁ?なんて妄想することがあります。授かりものなので、どちらでもありがたいのですが。
この本は、全部で5編から成ります。
表題にもなっている「憧れの女の子」は、推測できるように女の子が欲しいと強く思う女の人のお話…を男性目線から書いている。
既に2人男の子がいて、次は女の子!と意気込む妻と少し引いた視点で成り行きを見守る夫。
うむむ…きっと男性と女性では考え方も違うだろうし、こんな感じがリアルなんだろうなぁと思っていたら、最後には…
アラ?え?あら、そうなの??
っていう展開になります。
もちろん表題作も面白いですが、個人的には2話目と最後の話がすごく良かったと思います。
2話目では、すっかり騙されました。
最終話では、少し切なく、最後のページの言葉が心に沁みました。最後まで読んでわかる、最終話のタイトル。
評論を書くよりも、本の裏表紙ぐらいのことをブログで紹介して、色んな人に読んでみて欲しいなぁなんて思います。
本棚カテゴリーの方も今後ともどうぞよろしくお願い致します。
妻