こんばんは!
本屋に行ったら、再び目が釘付けになる本が!!
先日、「スマホを落としただけなのに」の映画を観てきました。北川景子が美しいのと犯人役もすごい!本当にSNSやスマホの使い方の見直しや、危険性を再認識するキッカケになります。これ、学校でも上映すれば良いのに。
Contents
今回の本
なななんと!続編です!!帯には、第一弾の前には絶対に読まないでくださいとの文字が。
「囚われの殺人鬼」??囚われ??どういうこと?と手に取らずにはいられないタイトル。
第一弾が未読の方は、コチラから。
以前紹介した記事はこちら。
【読書日記】スマホを落としただけなのに/志駕晃
あらすじ
前作読んだ方向けに、前作のネタバレを含みますので要注意!
前作から引き続き登場するのは、浦井光治・毒島徹です。浦井光治は前作の犯人です。
今回は神奈川県警サイバー犯罪対策課に配属に刑事である桐野良一が犯罪に使用されたと思われるパソコンのデータ復元を行うところから始まります。
桐野は以前、民間のセキュリティ会社で働き結構な年収を貰っていたにもかかわらず、半年前に神奈川県警に転職しサイバー犯罪対策課にいる。桐野には、以前の職場で出会った彼女がいた。まさに彼女とデートの約束に遅れそうだと連絡を入れたとき、彼女の待つコーヒーチェーン店では彼女と桐野とのLINEを盗みみる男がいた。男は、コーヒーチェーンの無料WiFiに似せたダミーのWiFiを作り、彼女に使用させることで彼女のスマホで行っている全ての操作や情報を同じ店内で盗み見ていたのだった。
最初は、彼女のことを凄腕のハッカーである可能性を考慮して、注意深く観察をしていたがどうやら違うらしい。彼女のスマホにいつでもアクセスできるよう「バックドア」を作っておいて、彼女が店から出ていくのを見送った。
一方桐野は、先日の黒髪の女性たちが殺害された事件の犯人が使用していたパソコンからとある人物の名前に関するデータの捜索を命じられた。そのため、彼女とのデートはキャンセルになった。
とある人物の名前は、長谷川祥子。5人の黒髪の女性たちが殺害された山中から、もう1人女性の遺体が発見されたのだ。それが長谷川祥子。ただし彼女は黒髪ストレートヘアではなく、茶髪にふんわりと巻いていたセミロングだ。5人の女性を殺害した犯人である浦井のパソコンからは、一切長谷川祥子のデータが出てこなかった。調査を進めるためには、浦井と話さなければならなくなった。桐野は浦井と話した時、浦井は桐野と似ていると言う。
浦井の助言の元、さらに山中を捜索すると男性の遺体が2体発見された。この犯人は、仮想通貨流出事件を引き起こしたクラッカーMの仕業なのか。Mとは誰なのか。
桐野は浦井とタッグを組み、事件解決を目指すが・・・・
感想
読み始めると止まりません。時々、パソコン関係の難しい用語が少し出てきますが、流し読みしてもストーリーは把握できます。(笑)
まさかの浦井と協力態勢とは!映画を観た後なので、完全に浦井と毒島は映画の配役を思い浮かべてしまいます。加賀谷も出てきてほしかった~~。
ラストは衝撃的です!浦井も大人しくしていないと思ったけれど、まさかそうなるとは。
ラストのサイバー攻撃は見物です。そんなことまで出来ちゃうの?!と思いました。
ぜひ、前作を読んでから本作を読んでみて頂きたいです。
おすすめ関連書籍
志駕晃さんの本はコチラ。「~なのに」シリーズ、今後も続くのかしら。