こんにちは。takaです。
私にしては珍しく短期間にまた1冊読めましたので、感想を投稿したいと思います。
読んだ本はこちらです↓
ジャンル
ジャンル分けが難しいですが、ヒューマンドラマ?お仕事系?ミステリー要素ありでほっこり系っといった感じでしょうか?
あらすじ
ブラック企業で働く主人公が、駅のホームで飛び込もうとした時、同級生で「ヤマモト」と名乗る不思議な男に助けられ、その後ヤマモトとの仲を深めていくうちに徐々に彼の言動の不可解さが気になっていきます。
彼の謎を追って行くうちに、彼の秘密が明らかとなっていき・・・という内容です。
感想
ブラック企業に勤めるサラリーマンの視点で書かれているので読みやすかったです。
また、「ヤマモト」は関西弁なので、二人のやりとりがテンポよく進んでいきます。
先日行ったカフェCake&cafe colletで読んでいたのですが、読み始めると止まらず、2/3ほど一気に読んでしまいました。
面白かったんですが、タイトルからも予想がつくとは思いますが、どこかで読んだような話の展開でした。
最近色々と問題視されているブラック企業がテーマなだけに、フィクションなのかどうなのかという線引きが微妙という印象を受けました。
何かを期待して読んだわけではありませんが、ちょっぴりほっこり出来ました。
少しだけ泣けるシーンもありました。私は泣きませんでしたけど(笑)
ただ、最後の方はちょっと雑な話の運び方だったなぁっという印象です。
おすすめ
会社勤めに少し疲れた方にオススメしたいです。
重度のブラックに勤める方にオススメするようなものではありませんが、ちょっぴり疲れている方にはほっこりする程度には癒しになると思います。
ブラック企業がテーマということで、こちらの本もオススメです。
映画化もされていますので、DVDもありますね。
作品としての雰囲気は違うと思いますが、「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」が好きな人はこちらの作品も気に入るかもしれません。
総評
全体的に読みやすくは出来ていますが、それほど激しい浮き沈みはなく、さらっと読めます。
人によっては物足りなさを感じるかもしれません。
2017年5月に映画化されるそうですが、このボリュームなら原作を必要以上に省くことなくいい感じで実写化できるのではないかと思ってます。
ヤマモト役が福士蒼汰だそうですが、正直イメージとは全然違うので、どんな仕上がりになるか気になるところです。
映画を観に行ったらまた投稿したいと思います。