こんばんは。
今日は会社で心が平安ではなかった。めざましテレビの占いで
魚座が12位なだけあります。
ラッキーにするための行動?で「動物の頭をなでる」ってあったので、朝に夫の頭を撫でたから多少緩和されたのかなぁ。
当然、旦那からは「動物じゃない!」と怒られましたが。
(動く物)で動物じゃあないか。
今回の本
表題のイヤミス短篇集について、紹介を。昨日読み終わっておいて良かった。今日まだ読んでいたら、心にブリザードが吹き荒れるところだったわ。
その名もイヤミス!!
後味がすっきりしないイヤ〜〜な感じが残るというお話がつまっております。
どの話もほんのり怖くて、スッキリしなくて、後味いい感じに悪いぜ。
各編ごとにネタバレしない程度に感想を書いていきます。
これを見て、読んでみようかなって思う人がいたら嬉しいな。
あらすじ
一九九九年の同窓会
→1999年。2000年になる前に人類は滅亡する。記憶に新しいノストラダムスの大予言。この予言の年に再会しようと約束していた2人がいた。そして事件として未だに耳にし、注意喚起のポスターを目にすることが多い、「オレオレ詐欺」。
関係なさそうなのに、ものすごく関連する。一体誰がホンモノ??途中で混乱するし、みんなが疑わしくなってくる。最後の最後まで油断できない。あの伏線はココで回収するのか!と驚いた。
いつまでも、仲良く
→学生時代の仲良し○人組。誰しもこんな風にグループを作ったことがあるかと。このお話は、グループの1人が激ヤセして美しくなったところから始まる怖い女たちの話。でもアルアル話。そして、ラストはそこにも女同士の関係って持ち込まれるか!!とゾッとした。
シークレットロマンス
→社内恋愛のドキドキ話かと思いきや、さすがはイヤミス短篇集!イヤミスから外れてない!!怖い。怖い。何が怖いって、自分の思い通りにいかなかったら、思い通りになるように何でもしちゃうところ。ミステリーの犯人って割とそういう人多いですけど、全然思ってもみなかった人が犯人だった…
初恋
→イヤミス短篇集の中では、まだ比較的ホッコリかな…まあ、イヤミス選ぶ時点でホッコリ求めてないだろうけれども。イヤミス続きで、お腹いっぱい気味な時に小休憩。
でもイヤミス。最後は怖い。まさかの。ダブルで驚いた。
先入観って自分を騙すね。
小田原市ランタン町の惨劇
→オシャレな名前とは裏腹な内容。まぁ惨劇ってついてるしね。これは、見事に騙された。全然、違和感なく最後まで読んで、え?ってなって、ページ戻ったりして。
でも未だにまだちゃんと分かっていない気がする。3度読みしようかな。2度読みは、必須だと思う。
ネイルアート
→こわいよー。ちょっと気持ち悪い話かも。
最後の話に相応しい、意外な犯人だった。後味は当然イヤな感じだけど、ミステリー要素は1番に感じたかな。
たまに読みたくなるなるイヤミス。かわいいショートケーキの表紙に騙されず、読んでみてはいかがでしょうか。