【読書日記】放課後に死者は戻る/秋吉理香子

こんばんは!

今日紹介するのはコチラ!

秋吉理香子さんの本では、「暗黒女子」が人気ですね。私は王様のブランチが紹介した本で紹介文を読んで、読みたくて読みたくて仕方がなく本屋へ走りました。「暗黒女子」も最後の最後でどんでん返しがあって、読んでいて楽しかったですが、本作も流石のどんでん返しがありました!

では、内容を紹介致します。

鉄道が好きで、髪も長くて、クラスのみんなと打ち解けられない小山のぶお。いわゆるオタク。

それと真逆の高橋真治。ハーフでイケメンで勉強もできるし、ギターも上手くて、美人の彼女もいる。

高校も別々なので、2人に接点はないはず・・・が、ある夜、小山のぶおが崖から落とされ、たまたま居合わせた高橋真治が安否を確認しようと呼びかけている時に真治の足元が崩れて落ちた。

病室で起きたとき、周りには自分の知らない人ばかり。小山のぶおは目覚めたベットで呼ばれた。「シンジ!シンジ!」。なんと目覚めたらイケメンになっていた。周りが言うには、一緒に崖から落ちた子は、亡くなったという。

小山のぶおは自分をあの日、崖に呼び出した手紙を出した相手つまり自分を突き落とした犯人を探しに高橋真治として、かつて自分が通っていた学校に戻ってきた。

自分の机に花が飾られているのを見ながら、犯人探し。そして真治のフリをしながら、慣れない生活をする。イケメンになったことにより、周りの反応が全然違う。今まではキモいと言われていた鉄道趣味も、イケメンの真治だと可愛いに変わる。

そして、クラスで自分と同じように浮いていた女の子もイケメンになると顔を赤らめて良く話しかけるようになった。

何もかも変わる。今や誰も信じられない。かつての親友ですらも。そして、本当の母親ですらも。みんな疑わしい。自分を突き落とした犯人は誰なのか・・・・

私は最後まで分からなかった。全然予想もしない展開で、ページを戻して再度読み直した。

この本は多くを語るとネタバレしてしまいかねないので、紹介はこの辺で。表紙が暗黒女子のイラストと同じ感じ。

表紙の男の子が真っ直ぐを見て、苦痛に耐えているように眉を寄せて、目の下に影が出来ている。この顔が女の子バージョンになったのが「暗黒女子」。

「暗黒女子」にハマった方は、本作もハマること間違いなし!

きっと手元に置いておきたくなる本になると思います。

私は、ゆっくり読もうと思ったのに1日で読み切ってしまった。だって続きが気になるのだもの。

では、今日はココまで。



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