年末に新居が出来上がる予定ですが、新築一戸建てを立てるとなるとやはり新しい家具、家電が欲しくなりますよね。
我が家でもいくつか検討中なのですが、今回はその中でも候補の一つに上がっているドラム式洗濯機についてまとめてみたいと思います。
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ドラム式洗濯機
我が家にあるのは昔ながらの縦型の洗濯機です。
もちろん乾燥機などは付いていません。
ドラム式洗濯機の特徴から調べてみました。
簡単に説明すると従来の縦型洗濯機とは洗濯槽の向きが90℃ほど異なっています。
縦型の洗濯機はメリーゴーランドのように回りますが、ドラム式は観覧車のように回ります。
そのため、洗い方のアプローチも異なっています。
縦型は水をたくさん溜めた上で水流を使って洗濯物同士を擦るようにして洗い上げていきます。
ドラム式は洗濯物を持ち上げるように回転し、下に叩きつける形で叩き洗いをしていきます。
このように洗い方の違いから、縦型では洗濯物が絡まりやすく、生地も痛みやすいようです。
ドラム式はほとんどが乾燥機付きです。
縦型でも乾燥機付きがありますが、ドラム型よりもシワになりやすいようです。
販売しているメーカーは日本製だと4社に絞られるようです。
それぞれのメーカーの特徴についてまとめてみます。
各メーカーの特徴
日立
最初は日立です。
価格ドットコムの売れ筋ランキングで1位になっています。
日立の特徴は風アイロンという機能を持っていて、乾燥機能に特化しているようです。
300km/hの風や湿度のコントロールによってシワを取っていくようです。
乾燥はヒーター式のようですが、排熱をリサイクルする独自の機能により省エネを図っているそうです。
洗い方に関してはナイアガラ洗浄という方法を用いて水を滝のように当てて汚れを落としていくようです。
東芝
東芝の特徴は洗濯槽の洗浄効果が高いようです。
洗濯槽を綺麗にするだけではなく、Ag+抗菌水やカビプロテクトといった汚れにくい工夫が施されているようです。
乾燥機能はヒートポンプ式のようです。
その他の特徴としては、モーターの作りなどが工夫されており、動作音が静かなようです。
集合住宅に良さそうですね。
Panasonic
Panasonicは泡洗浄や温水洗浄に力を入れており、泡やお湯の温度で汚れを落とす機能に特化しているようです。
また、高温で乾燥させることによってダニを死滅させる機能もあるようです。
乾燥機能はヒートポンプ式のようです。
シャープ
シャープの特徴としては、ドアの裏でこすり洗いをする機能やプラズマクラスターを搭載しています。
乾燥機能はヒートポンプとサポートヒーターのハイブリッドシステムのようです。
容量的には10キロと他のメーカーと比べると少し小さいようです。
特徴の総括
各社とも数年前と比べると基本的な性能は上がってきており、どれも大差が無いようです。
プラスαの機能で差が出てきていますので、購入時に何を重要視するのかで選択の仕方が変わってくると思います。
我が家では今は賃貸マンションで、そのままであれば東芝がいいかなと思いますが、一戸建てに移り住む予定ですので、特に静音性は気にしなくても良いかなと思ってます。
夫婦揃って鼻炎アレルギー気味なので、花粉やダニ対策としてはPanasonicも良さそうです。
ただ、乾燥機を使うとなるとやはりシワが気になるので日立も捨てがたいです。
シャープは機能面では他のメーカーと比較するとインパクトが弱いですが、価格の安さや本体のスタイリッシュさは魅力です。
ドラム式洗濯機は高い!
前回の記事で各メーカーの商品を紹介しましたが、定価ベースだとドラム式洗濯機は非常に高価です。
だいたい25万円〜35万円程度です。
2017年の新商品だと40万円もする機種もあります。
ここまで高価だと我が家では手が出ませんでした。
ですが、ダメ元でお安く買えないのかを調べてみました。
購入先
家電量販店で購入するよりも、ネット通販を利用した方が価格が安い場合が多いです。
調べて見たところ、ヨドバシカメラやビックカメラと価格ドットコムの最安値を比較すると5万円ほどの開きがあります。
家電量販店では10%ほどのポイントがつくので実質的には2万円〜3万円の差でしょうか。
ただし、ネット通販だとショップによっては配送料・設置料がかかったり、古い洗濯機の処分の手配をしなければならず、余計な費用がかかる懸念もあります。(ショップによっては諸費用込みのところもあります)
さらには設置を自身で行うにしてもドラム式洗濯機は70kg、80kgもあるので設置は大仕事です。
これらの懸念から、我が家ではネット通販は対象から外しました。
購入時期
家電量販店で買うとした場合、お得な方法は無いかを調べて見たところ、購入時期によって値段が大きく変わることがわかりました。
狙い目としては、
・年末年始のセール
・年度末のセール
・商品の入れ替え時期
の3つがあるようです。
現在建設中の新居は年末にできる予定ですので、一見すると年末年始のセールで購入すると良さそうに見えます。
ですが、さらに調べてみると年末年始のセールや年度末のセールはそれほど安くないという事がわかりました。
理由としては、年末年始のセールはボーナス後だったり、年明けという節目の時期だったりするので、元々購買意欲が高く、それほど安くしなくても売れるとのことです。
年度末は引っ越し時期にも当たりますので、こちらも必要に応じて購入する形になるので過度な値下げは不要ですね。
となると狙い目は商品の入れ替え時期です。
家電によって入れ替え時期が異なるので、ドラム式洗濯機の新商品が発売する時期を調べてみました。
どうやら9月〜10月が新商品が発売する時期で、7月〜8月が値下がりが大きくなる時期のようです。
もちろん新商品が発売し、型落ちとなった商品は値段が下がりますが、9月〜10月は在庫がなくなって入手できなくなる可能性が高くなります。
価格ドットコムの価格推移グラフを見ると発売直後が一番高く、そこから右肩下がりに値段が下がっていきます。
参考までに2015年モデルの場合は以下のように推移します。
このように、発売から値段が下がり続け、新モデルが出て在庫がなくなってくると値段が上がり始める傾向にあるようです。
これらの情報を総合すると、新居に合わせて新調したいところでしたが、買うなら今でしょ!という事です。
家電量販店へ行ってみた
家電量販店に足を運んでみました。
ヨドバシカメラ
ヨドバシカメラは税込表示でしたが、ざっくり価格を調べてきました。
8月の末に行ってきた時の価格です。
日立:18万円
東芝:17万円
パナソニック:15万
シャープ:11万
ポイントが付くとはいえ、やはり高いです。
特に一番興味を持っている日立に関しては価格ドットコム+5万です。
ヨドバシカメラは店内撮影OKなので撮影したのですが、価格が載っている写真がありませんでした。
ちょっと失敗です。。。
ヤマダ電機
続いてヤマダ電機です。
こちらは9/1に見てきた価格です。こちらは税別表示です。
日立:15万円
東芝:17万円
パナソニック:17万
シャープ:10万
なぜか日立が安く、パナソニックが高いという結果でした。
日立に関しては、ポイントと税を考慮するとネット最安値よりも2万ほど高いという感じです。
奥の手(値引き交渉)
家電量販店では店員さんと顔を突き合わせて購入することになります。
人によっては煩わしいと思うことでしょう。私もそうですし、価格調査で足を運んだ際にも声をかけて欲しく無いのに声をかけられたこともあります。
ですが、店員さんとのやりとりもプラスに働くことがあります。
それはネット通販では絶対にできない価格交渉です。
全ての店舗で、交渉可能とはいきませんが、店員さんの営業トークにうまく合わせて上げると交渉できる可能性はあります。
そして購入
9/1にヤマダ電機に足を運び、予想以上に安かったので、昨日9/2に再び足を運びました。
洗濯機コーナーで商品を見ていると「価格はご相談ください」と書かれていたので価格ドットコムで価格を調べていました。
そのタイミングで店員さんが寄って来ました。
と聞いてみたところ、おきまりの展開で
と回答が来たのですが、
と奥に確認しに行ってくれました。
その間に妻とは、「まあ最安値は無理だろうけど、ちょっとでも安くなればいいよね。」ぐらいで話していました。
店員さんが戻って来て
と提示された金額は13万6千円でした。
予想外の価格提示に面を食いました。
即決しました。
配送の手続きをしていると、時間指定は料金がかかるとのことでしたが、店員さんから
との提案がありましたので、プレミアム会員に入ることにしました。
→ヤマダプレミアム会員
古い洗濯機のリサイクル料金も含めてトータル13万5千円で購入することができました。
到着は来週の土曜日なので、届きましたら別途紹介したいと思います。
まとめ
結果的にヤマダ電機での購入が一番安い形になりました。
9月は新商品への入れ替え+上半期の決算セールを実施しているのでかなりお安く買うことができます。
ネットで情報を集めた通り、今の時期が買い時のようです。
計画よりもだいぶ早く購入することになってしまいましたが、年末の新居に合わせて買うと恐らくは20万以下では買えなかったと思います。
あとは実際に物が届いてドラム式洗濯機の良さが実感できるかどうかですね。
こちらも記事にする予定ですので、お楽しみに。
購入しました
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